「ノルマなし営業」と書かれた求人の実態【実は嘘だった?】
会社としては“ノルマなし”でも個人や部署で目標の設定がある
「ノルマなし」と記載されている求人の多くは、会社としてのノルマはないけど自分で目標を設定して営業を行いましょう、ということがほとんどです。確かに「ノルマなし」というのは本当で間違いではないのですが、個人や部署で目標が設定されることで、それが事実上のノルマであると考えたほうがいいでしょう。
会社の営業方針の確認もしてみる
多くの場合は前年度の売上を超えることや、それよりも高い目標を掲げるように上司から支持されることがほとんど。
ノルマは営業職の一番つらい部分ですが、「ノルマなし」の本当の意味を知らずに入社してしまうと、あとで「こんなはずじゃなかった」ということになりかねません。
本当は会社がどのような方針で営業を行っているのかを知ることも大切です。
ルート営業でも目標の設定はある
よく「ルート営業のためノルマなし」という求人情報も目にします。これも本当なのでしょうか?
ルート営業はすでに抱えている顧客を中心に営業を行うことで、基本的にノルマなしということは本当です。
しかしルート営業の場合も目標が全くないというわけではなく、一般的には前年度の売り上げを超えることが目標とすることがほとんどです。
ルート営業も目標達成できなければ新規開拓へ
そのため前年度の売り上げを達成できなかった場合、新規顧客も相手にしなければならないこともあります。
扱っている商品を魅力的に勧めることができなければ、既存の顧客だけでは目標を達成することはできません。ルート営業はノルマなしだから楽なのではなく、営業の本質が見える、そんな職種ではないでしょうか。
ノルマ達成の為ではなく営業は本来お客様本位であるべき
多くの会社ではノルマがあり、それを達成するために頑張って営業に回っているという営業マンも少なくありません。
ノルマを達成させるために押し付けるような営業になってしまい、ノルマを達成させるための営業しかできなくなってしまいます。本当の営業は、お客様本位でなければいけません。
“ノルマなし”で売り上げが上がった会社もある
ノルマをなくすことで自分本位の営業をしなくなり、お客様の立場になることで本当に売り上げや成績が伸びたという会社が実際に存在します。
こういった会社は、ただ「ノルマなし」と言っているわけではありません。上に述べたように、一度ホームページなどで会社の方針に目を通すことで、「ノルマなし」が本当なのか、どのような意味での「ノルマなし」なのかがわかるはずです。
「ノルマなし」営業は本当に存在するが目標設定のある会社がほとんど
「ノルマなし」営業は事実上目標設定を義務付けられる会社がほとんどですが、中にはお客様本位の営業活動のため、本当に会社の方針でノルマを設定しないというところもあります。
そういう場合どのような会社なのか、まずはホームページなどで会社の営業方針を調べてみることをおすすめします。しかし営業にかかわらず、仕事をする上で目標の設定はとても大事です。「ノルマなし」は確かに精神的な負担が軽くなりますが、是非目標をもって日々の仕事に励みましょう。
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