消防設備士を独学で取るための勉強方法と注意点
消防設備士は防火するための装備を付けられる
消防設備士は、消防士とは違って火災の時に現場に行くことはできません。しかし消防設備士の資格を得ると、その前段階の「防災」で必要になる装備をつけられるようになります。具体的には消火器やスプリンクラー、それから自動火災報知機などです。したがって、直接人の役に立って命を救うことはできませんが、間接的に貢献できます。
消防設備士の年収は約400万円
消防設備士の年収は、およそ400万円と言われています。サラリーマン並みの年収だと思っていて良いでしょう。それでも、消防設備士の働きによって救われる命があるのは確かです。消防設備士には、年収では語れないやりがいがあるといえます。では、そんな消防設備士を取得するとどういった場面で有利になるのでしょうか。
消防設備士は就職・転職などに有利
この消防設備士は、取得すると以下の様な場面で有利になります。
・転職・就職(ビル管理関連)
・「防火管理技能者」「消防設備点検資格者」が受験可能
世の中のほとんどの資格は、キャリアアップのために存在しているといっても過言ではありません。それは、消防設備士の資格も例外ではない、と言えるでしょう。では、消防設備士を独学で取得するには、どのような勉強方法をすれば良いのでしょうか。
消防設備士を独学で取るなら甲乙4種を主に勉強する
そもそも、消防設備士を独学で取得できるのかという点についてですが、これは「可能」と言えるでしょう。しっかりコツを抑えて勉強すれば、消防設備士の資格は独学で取れるのです。独学で消防設備士を取得するには、甲乙4種を徹底的に勉強しましょう。そうすれば、合格できるはずです。
合格できるかは独学での勉強量で決まる
甲乙4種は、独学での場合も「テキストや問題集をしっかり復習できたか」で合否が決まると思って下さい。何もしなければもちろん落ちしまいますが、独学でもしっかりやれば甲乙4種は取得できます。そして、テキストでの記憶ではなく、画像で記憶するのがおすすめです。画像記憶をしておけば問題文が簡単に入ってくるようになりますし、画像鑑別の際にも楽になります。
独学の場合は甲4種の「製図」に注意する
甲4種を受験する場合「製図」と呼ばれる、厄介な問題が絡んできます。製図問題は正確な答えがなく、今までの答え合わせ式の問題からスタイルがガラッと変わるのです。しかも、電気工事の初心者なら、一発目から正確な製図を出来るはずがありません。製図問題は最悪「部分点」をもらう程度に習得して、あとは得意分野で巻き返すべきといえるでしょう。独学で勉強する際は、甲4種の製図に注意してください。
独学で消防設備士を取得する際は甲乙4種をしっかり勉強し「製図」の問題に注意する
消防設備士を独学で取るための勉強方法と注意点について見てきました。いかがでしたか?消防設備士は、独学でも十分狙える資格です。その際は、甲乙4種を徹底的に勉強しましょう。そして甲4種の「製図」に関する問題には注意が必要です。そこさえ押さえておけば、独学で消防設備士を取得するのは可能でしょう。
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