消防設備士の資格の役割と甲種・乙種試験の合格難易度

2017年1月16日消防設備士, 資格

消防施設士の仕事は人々の生活に身近で役立つ資格

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消防設備士の仕事は、普段の私たちにとって実は割となじむ深いものです。

日々の暮らしの中で、消防施設の点検をして火災から私たちの街を、未然に防いでくれているのが消防施設士の仕事です。

それでは、具体的にどんな仕事があるのか、詳しく見てみましょう。

主な業務は消防設備の点検

公共のビルや学校、マンション・アパートなどの集合住宅には、必ず自動火災報知機が設置されていることと思います。

消防設備士の主な業務は、消防設備の点検・工事・整備で、建物内にあるこれらの消防設備を点検し、正しく動作するかどうかチェックすることです。

消防設備士乙類の資格を取得しておくと就職で有利!!

消防設備士として働くには、消防設備の会社に就職することがです。

まずは、火災報知器点検からキャリアをスタートさせるのが一般的でしょう。

未経験者可能か、資格保持の必要があるかは会社によって異なります。

未経験で消防施設士になりたい人は、あらかじめ消防設備士乙類を取得しておくと、就職に有利でしょう。

消防設備士の甲種・乙種の違いと難易度

消防設備士は比較的所得しやすい資格でありながら、

国家資格で取得後の就職の道もきちんとあり、社会的意義もある資格です。

興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

それでは、資格を取得する際の具体的な情報を見てみましょう。

甲種は「工事・整備・点検」、乙種は「整備・点検」の業務が行える

甲種と乙種の違いは、甲種が消防設備の整備や点検、設備の工事施工を行うことができるのに対し、乙種は整備・点検業務のみしか行うことができません。

比較的取得しやすい乙種に比べ、甲種は製図などの難しい試験も課されます。

消防設備士の甲種・乙種の分類

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消防設備士の甲種・乙種の違いについて紹介しました。

次は、消防設備士の甲種・乙種の分類についてくわしく紹介します。

消防設備士を目指す人は、難易度も変わってきますので、以下の資格の分類を参考にしてください!

消防設備士の甲種

・甲種特類 – 特殊消防用設備等

・甲種第1類 – 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備

・甲種第2類 – 泡消火設備

・甲種第3類 – 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備

・甲種第4類 – 自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備

・甲種第5類 – 金属製避難はしご、救助袋、緩降機

消防設備士の乙種

・乙種第1類 – 甲種第1類と同じ

・乙種第2類 – 甲種第2類と同じ

・乙種第3類 – 甲種第3類と同じ

・乙種第4類 – 甲種第4類と同じ

・乙種第5類 – 甲種第5類と同じ

・乙種第6類 – 消火器

・乙種第7類 – 漏電火災警報器

消防設備士の受験難易度について

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消防施設士の受験難易度は国家試験の中でも、難易度の低い資格と言われています。

合格率は約90%で、試験内容も他の資格に比べれば比較的簡単なので、挑戦しやすい資格といえるでしょう。

消防設備士免許の筆記試験の最低合格ラインは、1科目40点!?

消防設備士免許の筆記試験の最低合格ラインは、40点が合格ラインとなっているようです。

『消防法』『電気・機械』『規格・構造』の筆記試験3科目は、40点、40点、100点の180点でも、50点、50点、80点の180点が合格ラインです。

鑑定・製図の試験は、60点以上が合格となります。

消防設備士は初心者でも取得しやすく合格率も高め

消防設備士の合格率は、甲種では30%前後、乙種では40%前後となっており、難易度は比較的低めの資格だと言われていますので、取得は容易と言えます。

消防設備士の仕事と甲種・乙種試験の合格難易度は比較的低め!!

消防設備士は一見難しそうな資格に思えますが、試験や合格率を見ると、意外にも取得のハードルはそれほど高くないようです。

資格取得後のキャリアパスも明確にあるので、理系に自信のある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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2017年1月16日ビジネス

Posted by BiZPARK