自動車学校の教習指導員を受ける際の志望動機の書き方と例文
自動車学校の教習指導員職になるには審査を受けて合格するのが一般的
自動車学校の教習指導員とは、指定自動車教習所での技能教習や学科教習を教える指導員のことをいいます。この教習指導員になるには、まずどこかの指定自動車教習所に入社して一定の養成を受ける必要があります。そしてその後に都道府県公安委員会が行う審査を受けて合格するのが一般的です。自動車学校の教習指導員になるには運転の技術はもちろんの事、一般教養、安全運転に関しての知識、身体能力など、いろいろな事が求められます。自動車教習所の教習指導員の仕事に就くのは、意外にも困難な部分もあるのです。
自動車学校の教習所に入社することがスタートライン
自動車学校の教習指導員になる為の、教習指導員審査が行われるのは年に2回ほどです。そのため、入社してから最初の審査を受けるまでに3か月~3か月の期間があるんです。その間は見習いとして90時限の現場事前教養や56時限の教育研修を受けることになります。それを無事にパスしない事にいは、自動車教習所の教習指導員にはなれません。
審査を受けられない対象者もいるので注意
公安委員会が行う審査は、21歳以上であれば基本的には受けられます。しかし、下記に紹介する項目のいずれかに該当する場合は自動車学校の教習指導員になれませんので、ご注意ください。
・自動車や原動機付自転車の運転で刑法により禁固以上の刑に処せられ、その失効が終わってから3年経っていない者。
・教習指導員資格者証の返納を命じられ返納した日から3年経っていない者。
・過去3年以内に、運転免許卒業証明書や修了証明書の発行に際し不正な行為をした者。
・罰金以上の刑を受け、その失効が終わってから3年経っていない者。
教習指導員職になるには印象に残る志望動機がポイント
公安委員会の審査を受けて、晴れて自動車教習所の教習指導員になるためにも、まずは指定自動車教習所に入社をすることが第一段階です。そのために入社試験対策をしていく必要があります。まず必要になるのが履歴書です。中でも志望動機の書き方が印象を残すためには重要になってきます。そこで、自動車学校の教習指導員になるための志望動機の書き方で、押さえておきたいポイントがこちらです。自動車学校の教習指導員を志す方は、参考にしてみてください。
魅力的な志望動機の書き方①:志望先の特徴を下調べする
応募先の特徴を調べておくのは当たり前と思う方もいるかと思いますが、これができていない方も少なからずいます。教習指導員の場合でも例外ではありません。「どの会社にも同じものを送ってるのではないか?」と思える内容のものは、もちろん印象には残りません。志望先のホームページや資料を参考にして、なぜその会社を志望するのか、なぜそこの会社の教習指導員でないとダメなのかを考えてみましょう。
魅力的な志望動機の書き方②:経験やスキルと擦り合わせる
あなた自身のこれまでの経験や、そこから学んだこと、スキルなどが志望先に入社した際にどのように活かせるのかを志望動機には記載しましょう。これはどんな職種に応募するときも鉄則です。コレまでの経験を、自動車教習所の教習指導員という立場でどう活かせるかを伝えましょう。そうすることによって魅力をアピールすることができます。
教習指導員職の志望動機の例
ここまで、自動車学校の教習指導員の志望動機の書き方について紹介しましたが、いかがでしょうか。書き方を紹介されたからと言って、いざ履歴書の志望動機の欄を書こうと思っても、なかなか難しいですよね。そこで、教習指導員職の志望動機の例をご紹介していきます。参考程度にご覧ください。
志望動機の例:仕事に興味を持った経緯を書く
志望動機の例
私は、小さいころから自動車が好きだったため、将来は自動車に触れる仕事に就きたいと思ってきました。
学生の頃に自動車運転免許を取得して以降、ドライブが趣味になりました。
また、学生時代に予備校の講師をしていた経験があるので、丁寧で分かりやすい指導をすることには自信があります。
ぜひ慣れ親しんだ町の自動車教習所でもある御社でその経験を活かしたいと考え応募いたしました。
自動車学校の教習指導員を受ける際の志望動機には過去の経験をどう活かせるかを書こう
自動車学校の教習指導員を受ける際の、志望動機の書き方と例を紹介してきました。自動車教習所の教習指導員になるためには、まずは指定自動車教習所への入社が必須なんです。これから、この業界に就職や転職を考えているのであれば、ぜひ今回ご紹介した志望動機の書き方と例を参考にしていただきたいと思います。あなたがその教習所に入社したい熱意と誠意を、履歴書を使って存分にアピールしましょう。
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