【適性に合う企業を探そう!】企業研究の際に競合他社と比較するポイント
企業研究で必要な項目とは?
まずは、企業研究で基本的に調べる必要がある項目について触れておきたいと思います。同じ業界でも一つ一つの企業は当然違います。業績はどうか、どんな商品を扱っているかなど細かく調べていきましょう。
企業研究のチェック項目
企業研究では次のような項目をチェックします。
■企業の経営理念
■事業内容(新規事業展開など)
■従業員数
■成長性、将来性
■労働条件(勤務時間、福利厚生など)
■研修制度
■利益、成績(数値だけじゃなく推移も)
とにかく、不安な点がないよう細かく見ていくことが重要です。
企業研究で競合他社を探そう!
志望する企業の競合他社はどこかを知らなければ話になりません。同じ業界でも会社の規模や事業内容によって目的やターゲットは違いますから、業界が同じだからといって全ての企業が競合とは限りませんので、そこは注意しましょう。
インターネットの検索エンジンで探す
競合他社を探すのに、一番簡単で早い方法がインターネットの検索エンジンを使うことですね。それなりに結果は得られるでしょうが、正しい情報とそうでないものとを見分けるのに少し手間がかかってしまうかもしれませんね。
四季報などの情報誌で調べる
四季報などの情報誌なら、業界ごとに分類されていますし、企業ごとに載っている情報もほぼ同じなので比較しやすいでしょう。
インターネットに比べると検索に時間を要しますが、データも最新のものが多く、信頼性も高いため、活用しない手はありません。
競合他社と比較してみよう!
競合他社をいくつかピックアップしたら、早速比較していきましょう。基本的にはあなたが興味を持っている項目について詳しく調べ、比較するのが良いのですが、よくわからない人はまず、次の3点について比較してみてください。
競合他社との比較ポイント
・提供している商品とサービス
・マーケティング方法
・会社の方針と自分がマッチするか
自分が何を優先するかが大切
企業を選ぶ上で決め手となる項目は人それぞれ違います。全ての希望を満たす企業にはそうそうめぐり合うことはできないでしょう。
その中であなたが何を重要視するのか、優先順位を決めることが大切です。A社とB社を比較して、それぞれに長所・短所があるでしょう。A社が魅力的に見える人もいれば、B社が魅力的と感じる人もいます。それは当然のことです。
また、複数の企業と比較することでマイナスだと思っていたことが、実はそれほどでもなかった、ということもあります。
自分の考えをしっかりと持って優先ポイントと妥協ポイントを見極めて比較するようにしましょう。
競合他社と比較をして決定した決め手の内容が大事
ただ競合他社と比較をしていくだけではいけません。比較した結果、なぜこの企業なのかという旨を明らかにしなければなりません。企業側も「競合他社の中からどうして選んでくれたのか」が気になるポイントになります。最も良い答えとしては、上記で紹介した競合他社との比較ポイントが全て自分にマッチしていることをアピール材料にすると良いです。しかし、内容がありきたりで無難であったり、「他社でもできるよね」という理由であったりすると比較した意味がなくなるので、その企業だからこその内容を考えましょう。それができなければ、これまで競合他社との比較をしてきたことが無駄になります。
また、「こういった競合他社との比較をした上で、こちらの企業に決めました」ということは面接などで伝えても問題ありません。きちんと企業研究して、自分たちの仕事を理解してくれたのだと、企業側からプラスのポイントになるでしょう。
企業研究の際に競合他社と比較するポイントまとめ
何においても「比較」という行為は重要です。これは企業研究に限ったことでなく、誰しも何らかの事柄において無意識に比較しているものです。そのものが本当にいいか、悪いかは相対的な評価が必要なのです。
企業研究でも一つの企業を見て、善し悪しを判断するのではなく、競合他社と比較して評価するようにしましょう。
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