年末年始の挨拶回りで営業必須のアポイント・お歳暮マナー
挨拶回りは「来年へつなぐ」年末年始の大事な業務!
今年もとうとう一年を締めくくる時期がやってきました。お歳暮、忘年会、年末調整、そして挨拶回り。営業マンにとしては、来年の仕事に響いてくるだろう”挨拶回り”には、より一層気をつけているのではないでしょうか。
挨拶回りを失敗をしてしまうと、来年からの仕事にも支障をきたしてしまいます。そのため、しっかり意識しておきたいのが『挨拶回りのマナー』です。取引先に失礼のないよう、きちんとした知識を持って挨拶回り・営業回りに赴くべきでしょう。
多忙な年末年始!挨拶回りで失礼のないように
自身はもちろん、訪問先にとっても仕事が忙しい年末年始。挨拶回り・営業回りをする上で、しっかり身に付けておきたいマナーは何でしょうか。
仕事上での丁寧な対応は、良い印象を与えることでしょう。裏を返せば、挨拶回りで礼を欠く営業マンだと「忙しいのに邪魔しに来たのか?」と認識されかねません。年末年始の挨拶回りをはじめとする営業回りで守るべきマナーをいくつかあげてみましたので、ぜひとも参考にしていただければと思います。
挨拶回りでは直接訪問前にアポイントを必ず取ろう
挨拶回りの基本は直接訪問です。そして直接挨拶回りでうかがう前に、アポイントを取っておきましょう。年末年始の動き方として、挨拶回りをはじめスケジュールの管理はとても重要です。また、アポイントを取り付ける電話の際に、「挨拶のみですぐに失礼いたします」と一言添えておきましょう。
相手が不在の場合は謹賀新年の朱印をした名刺を置く
基本的にはアポイントを取り訪問する挨拶回りですが、営業先の担当者が急を要する事態になり、会社に行っても会えないといった場合は、第三者、もしくは受付の方に朱印を入れた名刺を渡しておきましょう。「挨拶に来ましたよ」という証明書のようなものです。挨拶回りではお歳暮なども名刺と一緒にお渡ししておいて大丈夫です。
挨拶回りの滞在時間は長くても30分を目安にする
挨拶回りは『迷惑をかけないこと』が大事です。事前にアポイントはとっているといっても、お互い忙しい時期での顔合わせとなるわけですから、営業先での滞在時間は短めとするべきでしょう。
玄関先での挨拶のみでも失礼にあたることはないので、あまりにも忙しそうであれば、時間をとらせることのないようにする気遣いも年末年始の挨拶回りでは必要です。
挨拶回りでのお歳暮の渡し方・紙袋の渡し方の手順
年末年始のお歳暮の渡し方にもお中元と同じでマナーがあります。基本的には紙袋での持参でOKですが、風呂敷で包むのがベストです。年末年始に挨拶回り・営業回りで渡す際には、きちんと正面を向けて渡すようにしましょう。また、紙袋は本来であれば持ち帰るものですが、相手が持ち歩きに便利だったり、他の社員にあまり中身を見られたくない場合もあるので、手渡してもかまいません。
お歳暮の渡し方にも正式なマナーがある
お歳暮の渡し方にもお中元と同じように正式なマナーがあります。まず「いつもお世話になっております」とお辞儀をして下さい。紙袋から品物の箱を取り出しましょう。表書きが見えるよう、相手に品物の正面を向けて渡しましょう。そして品物を自分に向けて持ち、一回転させてください。
そして、「よかったらこれもお使いください」と品物が入っていた袋も渡しましょう。紙袋は、「処分していただけますか?」と手渡すとより好印象です。
新年の挨拶は1月7日までに済ませる
新年の挨拶回り・営業回りは、営業マンにとってとても大切なものです。
挨拶回りはこれからの一年間を気持ちよくお付き合いしていく上で、必要なことです。年が明け、あらためて信頼関係を築いていくためにもきちんとこなしておきましょう。また、一般的に挨拶回りは「1月7日まで」という慣習があるため、なるべく営業スケジュールは年末までにたて、早めに営業回りを済ませられるようにしておきましょう。
挨拶回りは「松の内」までに済ませると意識する
基本的に、年末年始の挨拶は「松の内」までに済ませてください。「松の内」とは元旦に迎えた年に、神様がいる期間のことです。一般的には上記で説明した1月7日までですが、15日くらいまでとする地方もあります。マナーを知って、新年からの営業をスムーズに行ってください。
年末年始の営業の挨拶回りは1月7日までに!アポイントも必須!
年末年始の挨拶回りで一番重要なことは、営業周りと同じで『顔を合わせる』ということ。面と向かって「一年間大変お世話になりました」と言葉を交わすことが大事なのです。そのため、先んじてアポイントをとり、 営業先と都合を合わせておくのを忘れないようにしましょう。
また、お歳暮を渡す時はお中元と同じように渡し方にマナーがあるので、営業回りに欠かせない知識として押さえておきましょう。
来年からの仕事をスムーズに行うためにも、できる限り早めに挨拶まわりをしに行くようにしましょう。
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