出社拒否になる人の特徴2つと有効なケア方法
出社拒否になる人の特徴
まずは、出社拒否になる人の特徴を見ていきましょう。
いろいろな症状や特徴がありますが、出社拒否になる方の特徴として大きくふたつが挙げられます。
出社拒否になる人の特徴①完璧主義者
出社拒否になる方の特徴は、「真面目で完璧主義者」です。
なので、職場では上司や同僚から「優秀な社員」あるいは「勤労意欲の高い社員」という評価を受けている場合が多いです。そのような社員が出社拒否になると、「優秀な彼がどうして。仕事も完璧にこなして、悩みなんかなさそうだったのに」と上司や同僚はびっくりしてしまうのです。
また、このような優秀な社員だからこそ、出社拒否という最終手段にでるまで上司や同僚が周囲が本人の悩みに気付きにくいということもあります。
出社拒否になる人の特徴②自尊心・自己評価が低い
もちろん、このような特徴に当てはまらない場合でもで出社拒否になるケースがあります。「あの人は毎日上司に怒られていたけど、とうとう来なくなっちゃった」というケースです。
上記の完璧主義者と同様に、どちらの場合でも共通する特徴は「自尊心が低い」あるいは「(周囲からの評価のわりに)自己評価が低い」です。
出社拒否になった人のケア方法 まずはそっとしておく
ただ、出社拒否になった社員が一人暮らしで独身の場合には注意が必要です。その場合には、会社の保健室に連絡しておきましょう。医師やカウンセラーが適切なケアを行ってくれます。
出社拒否になった人のケア方法 連絡がきたら適切に状況を把握する
しばらく出社拒否の方法を取り休養したら、本人から「近いうちに復帰する」なり「もう少し休ませてくれ」なりの連絡がくるでしょう。本人からの連絡があったら、体の調子や治療を受けているのかなど、現在の状況把握につとめます。
このとき、決して「お前が出てこなくてみんな、困っている」というような本人を責めるようなことは言ってはいけません。「だから早く出てこいよ」という激励のつもりでも、「怒られた、責められた」というように聞こえてしまいます。
話すときには、遠まわしな言い回しはせず、絶対に「怒られた」と誤解をしないような言葉遣いをしましょう。
在宅勤務が許可されていれば仕事を回すのも良い
もし本人の調子がよく、会社が在宅勤務を許している場合には、自宅でできる仕事を回してあげるのも良い方法です。自宅にいながら、職場復帰のためのリハビリを行うことができるからです。
その場合には、自分を責めてしまいがちな人にとっても、出社拒否していながらも、少しでも会社の力になれることに、喜びを感じられる可能性もあります。
出社拒否になった社員には責められてると感じさせない対応が必要
以上が、出社拒否になる人の特徴とケア方法です。誰でもなる可能性のあり、特に完璧主義者や自分への評価が低い人が悩まされてしまうのです。ですので、出社拒否になる人がいる場合は、責めたりせず、その人が職場復帰できるようにケアやサポートをしてあげることが望ましいでしょう。
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