来客者への正しいお茶の出し方とペットボトルの提供マナー

2016年11月29日来客

会議や来客者へのお茶出しのビジネスマナーとは?

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ビジネスマナーとして、会議や来客者へのお茶の出し方はきちんとした作法があります。会議や来客者へのお茶の出し方によって、その会社のレベルがわかるものです。あとでも詳しく紹介したいと思いますが、最近では夏や冬といった季節に関係なく、会議や来客者にペットボトルでお茶を出す会社も増えています。

その場合、紙コップなどをつけるところもあれば、紙コップをつけないでそのまま出す会社もあります。もちろん、会議などの際にペットボトルや紙コップなどではなく、きちんとした湯のみで出てくる場合もありますし、紙コップとホルダーを使ったお茶の出し方を行う場合もあります。それでは会議や来客者へのお茶の出し方のマナーを紹介します。

夏は冷たい・冬は温かいお茶を出す

夏場には冷たいお茶を出し、冬場には温かいお茶を出すというのが一般的です。当たり前と言えば当たり前の話ですが、夏場には冷たいお茶を出すといった小さな気配りもやはり、会議や来客時のお茶出しマナーとしてしっかりとおさえておきたいところです。夏場には冷たいお茶を、冬場には温かいお茶を出すということはしっかりとおさえておきましょうね。

一般的に会議や来客時には紙コップとホルダーでお茶を出す

会議や来客時のお茶の出し方で一般的に最も多いとされるのは、紙コップとホルダーでお茶を出すというケースです。会議の前にトレイに乗せて応接の場まで運び、会議や話が終わった後はホルダーだけ残して紙コップは使い捨てという流れです。

夏場、冬場といった季節に関係なく紙コップとホルダーでお茶を出すというのが一般的と言われています。夏場であれば紙コップに冷たい飲み物を入れれば、紙コップに水滴が出て来やすく相手の手を濡らせてしまう可能性もあります。さらに冬場であれば、温かい飲み物を紙コップに入れるため紙コップのみでは手が熱いと感じる可能性もあります。そのようなことも考え、夏場、冬場に関わらず紙コップと一緒にホルダーを出すようにするのがおすすめ。

お菓子も一緒に出す場合はお茶より先に出す

会議や来客時のお茶出しマナーで、お茶と一緒にお菓子を出すこともあると思います。このお茶とお菓子をどちらから先に出すか順番はご存知でしたか?お茶とお菓子を一緒に出す場合は、お茶よりも先にお菓子を出すというのがお茶出しのマナーですので、しっかりとおさえておくことが大切です。

お菓子が左・お茶は右で出す

先ほど、会議や来客時のお茶にあわせてお菓子も出す場合には、お菓子から先に出すのがマナーだと紹介しました。続いておさえておいてほしいのは、お茶やお菓子を出す相手のどこに何を出せばいいのかというところです。相手から見て左側にお菓子、右側にお茶が来るように出すのがマナーです。しっかりとおさえておいてくださいね。

あわせて、夏場は冷たいお茶、冬場は温かいお茶を出すと紹介しましたが、相手の右側にお茶を出す際に、「少々熱いのでお気をつけください」など一言つけると印象も良いです。

二品目を出すときは別の飲み物を

会議や来客のときにお茶を出したあと、思ったより時間が長引きお茶のおかわりを出すこともあるでしょう。そのときにビジネスマナーとして覚えておいてほしいのが、お茶のおかわりを出すときなど二品目を出すときには一般的に違う飲み物を出すというのがマナーであるということです。夏場に出すお茶出しで例えると、一品目が麦茶だとしたら、二品目は緑茶など一品目とは別のものにすることをおすすめします。

ペットボトルでのお茶の提供も増加中

会議や来客者にペットボトルのお茶を出す会社も最近ではかなり増えてきました。お茶の出し方でペットボトルを使う理由としては、長期保存とその携行性が挙げられます。

ペットボトルで出される理由は比較的長く保存しておけるから

会議や来客時のお茶の出し方をペットボトルにすると、比較的長く保存しておけますし、携行性の良さから、会議中など相手が手をつけなかった場合も持ち帰ることができるのでちょっと得した気分になりますよね。

ペットボトルでのお茶の出し方のマナーとは?

従来と違って、会議や来客時のお茶の出し方でペットボトルを出すというケースも増えてきました。ですが、会議や来客者へお茶を提供するにしても、お茶の出し方のマナーを守って会議や来客者には出したいですよね。

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ペットボトルに紙コップをかぶせて出す

会議や来客者へのお茶の出し方で、ペットボトルのみで出す会社もありますが、もう少し丁寧なお茶の出し方をするのであれば、ペットボトルに紙コップをかぶせた出し方をすると、より来客者に対しても丁寧な印象を与えられるでしょう。

お茶の出し方で紙コップを使うかどうかは相手次第ですが、来客時のお茶の出し方として、ボトルそのままよりも紙コップと共に出す方が親切です。特に女性場合、飲み口に直接口をつけて飲むのは上品な飲み方ではないので、紙コップを出してもらうと配慮がある会社だと思ってもらえるでしょう。

賞味期限を確認

お茶を出すときにはしっかりと賞味期限内のものかどうかを確認しておきましょう。たまにあるのが会社の倉庫などをまとめて保管していて、そこから客出し用のペットボトルを出したときに実は賞味期限が切れているということです。出す前に念のため賞味期限が切れていないか確認しておきましょう。

ペットボトルのフタが開いていないものを出す

こちらもたまにある失礼な話なのですが、必ずフタは開いていないものを出すようにすることが大切です。お茶出しに急いでいるときに見落としがちな部分となりますので、お茶を出す前に一度立ち止まり、期限期限とフタが開いていないものかどうかをしっかりと確認して出すようにしましょう。

来客者へのペットボトルでのお茶出しは紙コップも一緒に!夏は冷えたものを出すなどの配慮も!

今回は会議や来客者にお茶を出す際の、ペットボトルでの提供マナーについて見ていきましたがいかがでしたでしょうか?ボトルだと会議中などに飲めなかった場合も来客者に持ち帰りを進められるので、来客者が会議などでその場で飲めなくても相手の都合で飲んでもらえるのでちょっと得した気分になれますね。

とはいえ、簡易的な印象を来客者に与えがちなので、来客や会議などに出す時には、ペットボトルとは別に紙コップをつけるなど、マナーを意識した出し方をするようにしましょう。また、夏場には常温より少し冷えたお茶をだすなど小さな心配りもできるといいですね。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK