あなたの生涯年収はどれくらい?格差社会が到来しています
学歴別に見る生涯年収の格差
学歴による生涯年収の格差は明確ではありますが、近年は中卒高卒ではさほど差がなく、大卒以上とそれ以外で大きな格差が生まれています。現代は高校を卒業する人がほとんどなため、大学に行くかどうかが生涯年収に大きく影響しているといえるでしょう。
正社員と非正規社員での格差
学歴以上に生涯年収において格差が生じているのは、正規社員と非正規社員です。2015年の「賃金構造基本統計調査」によると、男性の正規社員の平均生涯年収は1億8152万9800円、非正規の場合だと1億275万8300万円です。女性の正規社員の平均生涯年収は1億3488万4800円、非正規の場合は8020万4000円となっています。平均値から考えると、5000万円ほどの差が生まれているのです。
加速する格差社会
このように、格差社会は加速しています。それは学歴による格差ではなく、正規社員と非正規社員での差や企業ごとの差による部分が大きく影響してきているのではないかと考えます。正社員であれば、生涯年収以外にも非正規社員より得をする場合が多いです。たとえば、社会保険費用は会社との折半になりますし、健康診断や各種提携施設のサービスをうけることができます。また、正社員は責任のある業務に関わる場合が多いため、スキルアップにも繋がるでしょう。社会的信用も正社員の方が高く、結婚率においても収入の安定した生社員の方が高いという現状があります。
正社員と非正規社員の障害年収の差は大きく格差社会の問題がある
生涯年収から見ると格差社会は到来し、加速していると考えられます。正社員と非正規社員では、年収以外にも社会的な信用や会社を通して受けることができるサービスにおいて、様々な差が出てきてしまうのです。働く上では、そういった面で損をしないためにも正社員を目指した方が良いといえるでしょう。
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