想定年収はボーナスを含む?就職で後悔しないためのリスク対策

2016年11月29日ボーナス, 年収

想定年収とは?

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就職活動のとき求人票に載っている想定年収ですが、普通の年収とはどう違うのでしょうか? また、この金額を真に受けてもいいのかどうなのか。また、想定年収にはボーナスは含まれているのでしょうか。 ここでは、想定年収とはなにかについて見ていきます。

ボーナスを含む想定される年収を指す

まずは、想定年収とは何かについてですが、その言葉どおり、想定される年収のイメージになります。ここでしっかりと覚えておきたいのが、想定年収は通勤交通費、残業手当を除く、全ての手当を含む月額給与の12ヵ月分とボーナスも含まれた額だということです。就職直後のボーナスは寸志程度になる場合が多いため、想定年収は下がってしまう傾向もあります。

就職後に記載された想定年収通りの金額を貰えるわけではない

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想定年収は、ボーナスが含まれた想定される年収です。しかし、これはあくまでも想定される年収でしかありません。そのため、就職前には想定年収のリスクについても、知っておく必要があります。想定年収の記載があるときのリスクとして、あくまで想定での年収なので、ボーナスを含めたとしても記載どおりの金額を支給されるものではないのです。

固定給とボーナスの内訳を確認しておくとリスク回避ができる

基本的に想定年収は「給与例」にあたる場合が多いです。あくまで推定ですので、自分の年収がどの程度になるのかは、就職前にしっかり確認しておかないと、思っていた年収と違うという事態にもなりかねません。その際には、ボーナスが満額支給された場合を想定した金額が提示されるケースもあるので、固定給と賞与などの内訳も確かめておくとリスクも回避できます。

成果主義の場合は転職後の年収が大幅に下がる可能性もある

想定年収のリスクで気をつけておきたいのが、「成果報酬」の記載がある場合です。純粋に成果のみを評価対象として給与が支払われるという成果主義。この成果主義を取り入れている企業の場合には、ボーナスとは関係なく想定年収と就職後の年収の差が大きく開いてしまうリスクがあります。

成果主義の場合は条件などの情報収集が大事

想定年収で成果主義の記載がある場合にはリスクもあるので、特に注意が必要です。

「想定年収が300~500万円※成果報酬制度あり」

このような記載があれば、確実にリスクがあります。基本的に求人票などを見る時に、就職するならどうしても高い想定年収を見てしまいがちですが、成果主義の会社では、絶対に年収が上がる条件があるはずなのです。その会社で年収を300~500万円の年収を500万円にすることは容易ではないでしょう。そうなれば、転職前と同じもしくは就職しても年収が下がってしまうリスクも十分に考えられます。そういった、成果主義の想定年収では就職後の年収がわかりづらいのです。

情報収集はネットの利用や先輩たちの意見を聞くと良い

成果主義がある想定年収の場合は、年収を上げる条件などを見る必要があります。こういった情報は、実際にこのような経験をした人の口コミや、先輩たちなどの意見を聞くのが一番です。情報収集は就職活動の要となります。想定年収につられて後悔してしまう就職のリスクは避けたいですよね。

想定年収はボーナスを含む!あくまで推定される金額のため内訳の確認や情報収集でリスクを回避しよう

想定年収にはボーナスが含まれているのか、想定年収のリスクについて見てきました。就職する際に見る求人票に想定年収が提示されていたしても、それはあくまでも給与の一例にすぎません。また、基本的にボーナスを含んだ上での、年収が想定年収でもあります。会社や本人のスキルによって、実際は50~100万ほど年収も下がってしまうケースも珍しくありません。また、近年増えてきた成果主義を導入している企業だと、就職後に大幅に年収が下がるリスクも孕んでいます。このようなリスクに嵌らないように、就職対策を立てましょう。

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2016年11月29日転職

Posted by BiZPARK