証券外務員試験を受験したい人へ~試験日程・費用・合格率などのまとめ~
証券外務員とは
証券外務員とは、いったいどのような仕事をする人なのでしょうか。
簡単に説明すると、証券会社、銀行、信託銀行、保険会社といったところで証券業務(有価証券の売買や委託などの勧誘、上場企業の株式を一般投資家のために売り出すなど)に携わる人です。そして、この仕事に携わるには外務員資格の取得が必須となります。
外務員資格を受けるために必要な資格は特にない
試験には一種と二種が存在しますが、どちらも特に必要な資格はなく、どなたでも受けることができます。
受験の日程
試験日は祝日、年始年末を除き、月~金曜日の毎日行われています。
試験時間は一種が2時間40分、二種が2時間です。それぞれ時間が異なるため注意しましょう。
受験費用
一種、二種ともに8,704円必要です。
振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。
証券外務員資格の難易度はそこまで高くない
一種、二種ともに難易度はそこまで高くありません。
二種は合格率が60%。一種は合格率が40%となっています。難しそうなイメージがあるかもしれませんが、勉強すればそこまで苦労はしないはずです。
資格取得までにかかる期間の目安
二種なら30~60時間、一種なら50~70時間程度の勉強時間で合格圏内に入れるはずです。もちろん勉強の質によりこの時間は変動します。合格したいのなら、しっかりと集中して取り組むようにしましょう。
合格後は外務員登録が必須
注意してほしいのが、登録が必須という点です。外務員資格は持っているだけでは意味を成しません。合格後、日本証券業協会での登録が必要です。
更新研修も必須
さらに「外務員資格更新研修」という制度があり、定期的にこの研修を受講する必要があります。受講しないと資格が取り消されるので注意しましょう。
証券外務員の業務を行うには資格が必要だが高難度という訳でもないので安心しよう
証券外務員の受験日程や費用、難易度や注意事項などをご紹介しました。証券外務員の仕事をするには資格の取得が必須です。金融関係のため難しそう、と思うかもしれませんが、合格率は二種なら60%、一種なら40%とそこまで低くありません。試験もほぼ毎日行われているので、チャンスがいっぱいあるのも嬉しいところ。ただ、合格後は登録や定期的に研修を受ける必要があるので注意してください。
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