登録販売者に受かる！独学で挑めるおすすめテキストまとめ

2017年1月16日2020年3月31日登録販売者

そもそも登録販売者とは

登録販売者とは、医薬品販売の専門家のことを言います。

これまで、薬剤師にしか一般用医薬品の販売は認められていませんでしたが、2009年に施行された法正薬事法によって、登録販売者が一部の医薬品を販売する事が認められるようになりました。

登録販売者が薬剤師不足を補う

実はこの法改正以前は、ドラッグストアや薬局の薬剤師の不足が問題視されていました。この人材不足を登録販売者が補う事を期待されています。

登録販売者を独学で目指す方は、毎年参考書や問題集も販売されているので、この参考書をうまく活用して登録販売者の資格を独学で勉強するといいでしょう。

薬の調剤と1類医薬品を販売できるかできないか

では、薬剤師と登録販売者の違いは何でしょう？

1.処方箋に基づく薬の調剤ができるかできないか

2.第１類医薬品が販売できるかできないか

大きな違いはこの2つです。

登録販売者を独学で資格取得するメリットとは？

注目度の高い登録販売者ですが、参考書を利用し独学で勉強して取得しても、メリットがあるのでしょうか。独学で登録販売者の資格を目指すメリットがあるとしたら、それはなんでしょうか？

次は、独学で資格取得をするメリットについて見ていきましょう！

登録販売者を独学で取得するメリット①就職や転職で有利

実は、薬剤師の数を減らして登録販売者を設置している薬局・薬店なども実は多いんです。

登録販売者の資格所持者は企業にとっては戦力となります。まだまだ需要に対して数が不足しているため、登録販売者の資格を持っている人は、求人に困る事はないという状況でもあります。

ですので、今の内に独学で参考書を使って勉強して資格を取るだけで、就活や転職で有利になれるのです。

特に一般用医薬品を取り扱っている卸売業などの就職・転職に役立つので、独学で勉強し、取得しても間違いなく損はないでしょう。

登録販売者を独学で取得するメリット②資格手当がもらえる

就職・転職活動をしたり求人サイトを見ていればお気づきかと思いますが、ドラッグストアや薬局では資格手当を設けているところも少なくありません。これにより収入も上がるので、参考書を用いて独学で勉強して資格をとれば、それだけで収入がぐんと上がります。

独学で資格を取得していれば、就職や転職での資格手当もプラスされた収入をもらえるというのはとてもいいメリットになりますよ。

登録販売者を独学で取得するメリット③キャリアアップ

登録販売者はあなたのキャリアにおけるステップアップにもなります。今より良い条件で働けるようにもなるとも考えられますし、それまで働いていた職場においての収入アップにつながる事もあります。

ですので、これらを考えても登録販売者は独学で参考書などを利用してでも取得しておいた方がいいのです。

独学で登録販売者を取得できるオススメの参考書とは

独学で登録販売者を取得しようと思っても、どの参考書や問題集が独学で勉強するのに適しているのか悩んでしまいますよね。

ご紹介するテキストは、初心者でも丁寧で理解しやすい内容になっていて、「これから独学で勉強を始めよう！」という方にも「試験前に再確認したい！」という方にもオススメのものです。

【完全攻略】医薬品「登録販売者試験」合格テキスト+模擬問題 第3版 [単行本（ソフトカバー）]

2008年に出版された医薬品「登録販売者試験」合格テキスト+模擬問題の新書で、分かりやすさが満点の1冊です。

過去の試験問題の傾向が分析されており、頻出度まで掲載されています。

初心者はもちろん、ある程度理解しつつある人にもオススメです。

内容（「BOOK」データベースより）

「試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省)」に対応。難解な「手引き」をわかりやすくワークブック形式に編集した、薬事法施行規則による省令事項を新たに収載。

ササッとわかる登録販売者テキスト史上最強のバイブル [単行本（ソフトカバー）]

本書は、現役の薬剤師が日々の現場での経験をもとに、登録販売者として現場で働く上で必要となる知識を厳選してまとめてあるもおです。

見開きを基本とし、必要事項を簡潔に図表でまとめることで、難解な事項がスラスラと理解できます。また、厚生労働省の「手引き」をもとに章を構成しているため、試験勉強のサブテキストとしても役立つ1冊。

面白いほどよくわかる人体のしくみ―複雑な「体内の宇宙」が図解とイラストで一目でわかる (学校で教えない教科書) [単行本]

著書は、現に医学博士であり医師でもあるため、本の内容も非常に分かりやすい内容になっています。

人体の基本的な知識や隠されたすごい力をこれ1冊で楽しく学べ、独学で勉強したいけれど、文章を読むのが苦手…という人でも安心の読みやすさです。

詳解　‘10年版　登録販売者≪過去問題集≫

19都道府県の過去問題を解くことができる、平成21年度の4ブロック共通試験問題集です。

この問題集を独学で繰り返し解いていくことで、登録販売者の試験問題の傾向が分かってくるでしょう。

解答・解説が別冊になっているため、独学で勉強する人にとっても使いやすいですよ。

登録販売者を取得と独学にオススメの参考書まとめ

登録販売者試験は、平成26年度に行われた第1回目には全国で29,085名が受験し、合格率は43.1％でした。取得して損はない資格なので、薬局・薬店へのお勤めを考えている方はぜひこの機会に独学で勉強してみてはいかがでしょうか？

試験問題は手引きの中からのみ出題されるため、手引きの内容を網羅する事が独学する上で非常に重要です。

中でも「登録販売者テキスト」は、薬剤・禁忌などが分かりやすく掲載されている参考書です。合格した後も使えるので、独学で試験を受ける方はぜひ一冊は持っておきましょう。