登録販売者の資格を持つ人の給料・平均年収とは

2017年9月20日2020年3月31日登録販売者, 資格

登録販売者の資格取得で年収アップは可能？

登録販売者の資格を取得すれば給料・収入に影響はあるのでしょうか。

実は登録販売者の資格を持っていれば年収アップは望めます。ただし、登録販売者資格の給料・収入は、地域や勤める会社によって違いがあるようですので、その点については注意してください。

登録販売者は徐々に需要が増し、年収も上がっている資格の一つ

最近では、薬局だけでなく、コンビニを初め、家電量販店でも医薬品を取り扱うようになってきました。そのため登録販売者の資格取得者の需要が増してきています。それにもかかわらず、登録販売者資格の合格率は下がってきています。

そのため、今後はより一層需要が増し、年収も上がると考えられています。その地域や会社に登録販売者資格を持っている人が少なければそれだけ年収が上がるのは当然です。

「資格手当」で登録販売者の年収はさらにアップの可能性も

上記では、登録販売者の需要に比例にして年収・給料はアップすると説明してきました。

そして、さらに年収アップを狙うなら資格手当がある企業に就職するのがおすすめです。医療関係に強い転職サービス業者などを選べば、登録販売者の資格手当のある企業を紹介してもらい、年収アップが望めるかもしれません。

登録販売者の資格手当は5,000円～20,000円程度が相場

気になる登録販売者の資格手当の具体的な金額ですが、おそらく5,000円～20,000円程度が相場と言えそうです。平均は10,000円前後というのが現状のようです。

年収にすると、結構大きな値となりますね。

ただし、基本給を減らして資格手当分を支給するケースもある

登録販売者は資格手当分がアップする可能性が高い資格ではあります。

中には基本給を減らして、その分資格手当を支給するといった手を使う会社もあるので、全体的には大幅なアップは期待できないかもしれません。給料の支払金額は企業ごとで異なりますので、必ずしも収入アップが見込めるわけではないとおさえておきましょう。

登録販売者の年収と、パート・アルバイトの平均年収について

登録販売者の資格は、年収アップにもなる資格だという事も何となくは理解できたと思います。

最後に、登録販売者の具体的な平均年収と、パート・アルバイトの賃金に関して紹介していきますので見ていきましょう。

※以降に記載のある年収や時給等の数値はすべてキャリアパークの独自調査です。

登録販売者の資格を持つ正社員の平均年収は300～400万円

登録販売者の資格を持っていて、ドラッグストアに正社員で入社した場合、初年度の年収は300万円程度が平均のようです。

一般企業の新入社員とあまり違いは内容ですね。登録販売者の資格を持ち、店長クラスになると400万円以上が可能になるようです。

登録販売者資格有りのアルバイト・パートでの賃金

通常のドラッグストアでのアルバイトの賃金は800～1,000円程度です。登録販売者としてアルバイトをする場合は、当然時給はアップします。ただ、時給で数百円のアップです。

また、ドラッグストアでは店を開けている時間は常に登録販売者がいないといけなくなつので、賃金が安いアルバイト・パートの募集は増加する可能性が高いです。

登録販売者の平均年収は凄く高い給与という訳ではありませんが、登録販売者は今後需要が高まる、重要な資格の一つになります。ですので、当然、資格手当として給与・給料も高くなっていくと考えられます。

登録販売者の平均年収は300～400万円！今後の需要アップが給料面にも影響する！

今回は、登録販売者資格を持つ人の平均年収を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？登録販売者の年収は、現在の給料に資格手当が足された金額になるケースが多いようです。就職・転職する際は、基本給だけではなく、資格手当を多くだす企業を探してみてもよいかもしれません。

また、医薬品の販売範囲が広がったことにより、今後はさらに登録販売者の需要が増加すると考えられるため、平均年収は上がっていく可能性は十分にありえます。とはいえ、給料の支払い額基準は会社ごとで異なるので、必ずしも大幅な収入アップできるとは限りませんのでご注意を。