売り上げを上げる店長には実行力がある
店長の仕事
店長は当然、店舗の売り上げの他、ありとあらゆる責任を負っています。店長が優秀か否かによってその店舗の年間売上は決定的に違ってきます。店長職務で最も責任の大きいものが数値管理です。日々の売り上げは当然の事、客数・客単価・売れ筋商品・人件費・競合店のチェック・採用活動・クレーム処理など。まさに店長は資金運用のみ行わない経営者のスモール版。「ミニ経営者」なのです。そして店長は販売能力に関しても店内で1番でなければなりません。そうでないと店内組織の統率が取れなくなってくるからです。店長よりもたくさん売り上げを上げれる店員さんがいたとしたらどうでしょうか?とても店長としてはやりにくいと思います。そういう様にしないためにも店長は常に勉強をし様々な事に対して誰にも負けない実行力を備えなければならないのです。
実行力の身に付け方
実行力はただ机の前に座っていてじっとしていては何も身につきません。実践あるのみです。店長は誰よりも早く店舗に出社しなければなりません。掃除も自ら行います。そおして朝礼を行います。この時 挨拶の声だし練習を誰よりも大きい声で言いましょう。お店がオープンしたら誰よりも大きな声で「いらっしゃいませ」を言いましょう。お客様が帰られる時は人一倍大きな元気の良い声で「ありがとうございました」と言いましょう。接客はとにかく親身になって親切・丁寧に。気配り・配慮・心配りを誰よりも意識して接客しましょう。数値管理はシビアに客観的に把握し数字を自分のものにしましょう。スタッフ・従業員を誰よりも労わり、長所を見つけて能力を伸ばしましょう。人材育成を日頃から心がけましょう。決して出来ない言い訳を他人や会社のせいにしないようにしましょう…。どうですか?この他にもまだまだ店長がやらなければならない事はあります。これはほんの一例ですがこれだけの事を日々、コツコツとやることによって実行力が身についてくるのです。
店舗の売り上げは店長の実行力に正比例する
こうやって正しいやり方で店長が日々の業務をこなしていたら自然と経験値が蓄積されていきます。その中には当然、いくつもの失敗事例もあります。この、失敗事例の積み重ねが揺るぎない自信となって店長の能力に備わります。実行力がつくという事はいかにして日頃の業務を真摯に真面目に取り組んでいるかによって取得できるものなのです。遊んでいたりサボっていたりしていれば半永久的に身につかないでしょう。売れている店舗の店長は皆、優れた実行力を持っています。店長が動かい事には何も始まらないからです。なので、店舗スタッフは店長の背中を追っていけば良いのです。店長の力が大きいお店はきっと売り上げも利益も正比例して伸びているでしょう。店長の実行力はこうやって日々の努力の結果として身を結ぶのです。
実行力のある優秀な店長と一緒に仕事ができるスタッフは幸せです。実社会に出れば分かりますが正しい実行力の備わった店長というのはそうそうゴロゴロいるわけではありません。自分の店舗の店長がそういう店長だったら一緒に働いている貴方も近い将来、同じような力量の店長にきっとなれるでしょう。
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