【ビジネスマナー】年末の挨拶メールを自社と取引先に送る際のポイント~例文あり~
メールや挨拶の仕方にはビジネスマナーがある
社会人として仕事をしている上で、ビジネスマナーは絶対に欠かせません。ビジネスマナーと一口に言っても、敬語の使い方から始まり、メール、接客・電話応対、名刺の渡し方、挨拶の仕方など様々です。ビジネスマナーがしっかりしていないと、上司や取引先の相手、同僚にも良い印象は与えられません。相手に迷惑や不快な気持ちを与えないためにも、ビジネスマナーについては心得ておきましょう。
年末の挨拶メールは社長や取引先相手などに書く必要がある
当然、忙しいを理由にビジネスマナーをおろそかにしてはなりません。特に、12月に入り、年末年始にかけてどの企業も忙しくなるでしょう。しかし、それを理由に年末の挨拶メールを書かない・適当に済ませるなどは決してしてはいけません。年末の挨拶メールは、自社そして取引先の相手に書くことになります。自社といえども適当な年末の挨拶のメールを送るわけにもいかないですし、取引先に至ってはきちんと書かなければ、その後の会社同士の関係に悪影響が出てしまう可能性すらあるのです。ビジネスマナーに則った、年末の挨拶メールのポイントや注意点を知っておく必要があります。
自社へ年末の挨拶メールを送るタイミングは仕事納め日で良い
多くの企業の仕事納めは、クリスマスが過ぎた大体28日~30日の間からが多いでしょう。自社の場合は仕事納めの日に送れば良いですが、取引先へのビジネスマナーに則った年末の挨拶メールを送るタイミングとしては、クリスマスが終わった直後ぐらいが良いです。あまりに早く送りすぎてしまうのもおかしいですし、年末ギリギリに送っても見てもらえない可能性があります。
そして、取引先相手への年末の挨拶メールに、以下の内容は必ず記載しましょう。
・件名
・メールの宛先の名前
・本文
・休業期間
・年始の営業開始の日付
これらを書かずして、年末の挨拶メールを送る意味はありませんので、漏れ・失礼がないように確認しながら書いていきましょう。
年末の挨拶メール紹介【例文】
自社に年末の挨拶メールを送る場合は、明確な書式があるわけではありませんので、失礼のないように感謝の気持ちや仕事に関することを述べましょう。取引先の場合は、上記の通り、記載すべき内容を盛り込んだ上で締めの挨拶まできちんと書く必要があります。それぞれのパターンについて例文をみていきましょう。
年末の挨拶メール【例文】:自社
例文
○○○○年も残すところあと僅かとなりました。
その節は仕事でミスをしてしまった際に、
フォローやアドバイスをしていただき
本当にありがとうございました。
みなさんの多大なご協力のおかげで無事解決することができ、
大変感謝しております。
来年も何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、
どうぞよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
年末の挨拶メール【例文】:取引先
例文
○○株式会社
いつも大変お世話になっております。
株式会社○○の△△です。
今年も残すところあと僅かとなり
何かとご多忙の日々を送られていることと存じます。
貴社におかれましては
ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
それと共に、今年一年大変お世話になり、厚くお礼を申し上げます。
尚、当社の年末年始の休業期間は下記の通りになります。
・年末年始休業期間:12月○○日(△)~1月○日(△)まで
・年始営業開始日:1月○日(△)の□□:□□(※時間)より
期間中は何かとご迷惑をおかけすることになりますが、
何卒宜しくお願い致します。
○○会社から来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げて、
年末のご挨拶とさせて頂きます。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
年末の挨拶メールでは自社と取引先とで内容・送るタイミングを分けて例文を参考にしよう
ここまで、ビジネスマナーに則った年末の挨拶メールのポイントや例文を紹介してきましたが、いかがでしたか。メールでは相手の顔が見えない分、言葉の選択、構成、正確な情報が必要です。一歩間違えれば誤解を生んでしまい、ややこしい問題に発展する場合もあります。しかし、ビジネスマナーに則った年末の挨拶メールを送れば、お互い気持ちの良い締めくくりと年始を迎えることができるでしょう。
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