ボスマネジメントを習得!上司の関係を上手く築く秘訣
上司への不満は解消できる?
上司への不満を持っているビジネスパーソンは少なくないでしょう。上司からの指示が不明瞭だったり、部下に責任転嫁したり、上司が言っている内容に矛盾が生じていたり。上司に対する不満は、挙げればキリがありません。
会社員として生きていく上で、上司と部下の上下関係の悩みはなくなりません。上司に対する不満、はたして解消できないものなのでしょうか。
思い浮かぶ解決策は「上司に合わせる」「諦める」
いくら上司に対して不満があろうとも、「上司をチェンジします」なんて気軽に人事の依頼はできませんよね。どんなに不条理な環境下に身を置いているとしても、上司との付き合いをやめることはできません。「上司に合わせて自分が変わる」「その境遇自体を諦めてしまう」解決策としてす思い浮かぶのは、この二つが主です。
もっとも有効な解決策は「ボスマネジメント」
上司に合わせて自分を変えられるなら、そもそも上司に不満は持ちません。では上司との関係を受け入れ、諦めるしかないのでしょうか。
諦めて上司とのコミュニケーションが浅くなれば、上司からの評価も低くなります。先のことを考えると、たとえ嫌な上司であっても上手くやっていく必要があるのです。
解決策として有効な方法が、「ボスマネジメント」という方法です。ボスマネジメントを習得の仕方と、上司の使い方について紹介します。
上司の使い方を知る!ボスマネジメントを習得しよう
上司と信頼関係を築く
とにもかくにも大事なのは信頼関係。これがあれば多少の無理は双方聞くでしょうし、トラブルの時にも相談しやすいものです。とはいえ、信頼関係とは相手の事を好きになる、ということではありません。あくまで仕事の場においては、相手の個性を知り、実績をもとに仕事を推進していくのが信頼関係です。上司の仕事をする上での尊敬ポイントを見つけましょう。
自ら仕掛けていく。報告も忘れずに
上司との関係は、指示を出す側と実行する側、という側面もあります。でもいつまでも支持を待つ仕事のスタイルだと、自分の成長スピードが上司に規定されてしまう、ということにもなりかねません。また言われたことしかできないのも楽しくないもの。ここは自ら上司に働きかけ、仕事を取ってきたり、更なる改善策を提示してしまいましょう。ただ忘れてはいけないのはこまめな報告。自ら動くことと勝手にやることは違うものです。良好な関係を築くためにも、やったことの報告も必須です。
ボスマネジメントを実践する心構え
上司の使い方が分かったら、ボスマネジメントを実践してみましょう。ボスマネジメントを実践する上で役立つ心構えを最後に説明します。
心構え①:上司に「手のかからない部下」だと思わせる
上司との関わり方がなんとなくわかったとはいえ、ボスマネジメントは最初はうまくいかないかもしれません。しかし、何度も繰り返していけば、上司はあなたを「任せておける手のかからない部下」として認識するでしょう。
心構え②:上司の権限を利用していると考える
上司に対する認識も改めていきましょう。これは単純に、「自分が上司を使っている」と普段から考えるように習慣づけます。上司という権限を、あなたが利用していると認識するのです。
ボスマネジメントを習得し上司と良い関係を築く秘訣は自分から積極的な行動をとること
ボスマネジメント、上司の関わり方がうまくなる秘訣について説明しました。
「部下は上司を選べない」とはよく言ったものです。しかし、そこで諦めてしまえばそれまでで、格言通りで終わってしまいます。そうではなく、上司の使い方を知り、上司をうまく利用することで自分にとって利用価値のある存在としてしまえばいいのです。
仕事上の上司と部下の関係性を一旦捨ててしまい「自分が上司を動かしているんだ」という意識を持てるよう、上司の考え方、関わり方を学びましょう。ボス・マネジメントを習得し、自分にとって有利に働ける環境に変えてしまうことさえできれば、上司に対する不満もいつの間にか消えてなくなっているでしょう。
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