上司に新年の挨拶メールを送る際のマナーと注意点【例文あり】
新年に行う上司へのあいさつは重要
慌ただしい年末が過ぎ去って、やってきたお正月。家族や友人に対して新年の挨拶を行う人も多いでしょう。会社の上司に対しての挨拶も忘れてはいけません。日頃から仕事面でお世話になっている目上の人に対しても、新年の最初の挨拶をしっかりできれば好感度がアップするでしょう。
新年の挨拶はビジネスとしても大事
新しい1年を迎えるにあたり、お世話になった人へ昨年までの感謝の気持ちを伝えることは、ビジネスマンとしても大切です。とはいえ、年末年始は会社も休業中の場合が多く、直接上司に合って挨拶をすることは難しいでしょう。相手にも家庭の事情などがありますからね。 本来ならば年賀状を出すべきところですが、近年は個人情報の保護の観点からも、社内で住所の交換ができない事業所も増えています。そのため、気軽に送れるメールでの新年の挨拶がポピュラーになってきているのです。
上司に対する新年の挨拶はメールでもOK
そのため、同じ部署の上司など親しい間柄の場合は、メールにて新年の挨拶を送るのもよいですよ。メールに慣れている30代~50代くらいであれば、相手にもよるものの抵抗なく受け入れてくれるでしょう。
上司への新年の挨拶をメールで送る際の例文
ここでは、メールにて上司に新年の挨拶をする際に使える例文を紹介します。メールの件名は「謹賀新年」にするとわかりやすいでしょう。
上司に対する新年の挨拶の文例①
新年おめでとうございます
旧年中は公私ともに 親身なご指導とご鞭撻をいただき 誠にありがとうございました
おかげさまで 以前よりも成長したうえで新年を迎えさせていただきました
本年も精進してまいりますので 何卒よろしくお願い申し上げます
令和◯年 元旦
●●●●(自分の名前)
上司に対する新年の挨拶の文例②
あけましておめでとうございます
昨年は○○部長に大変お世話になりました
新しい部署で不慣れなことが多かった私に対し
熱心にご指導いただきありがとうございます
今年は○○部長の働き方を見習い 成長していきたいと考えています
本年もご指導のほどよろしくお願いいたします
令和◯年 元旦
●●●●(自分の名前)
※年賀状の場合は基本的に句読点(、。)を使いませんが、メールの場合は入れても大丈夫です。読みやすさを重視する場合は、適度に句読点を使っていきましょう。
新年の挨拶をメールで送る際のマナーと注意点
新年の挨拶をメールで済ます際にも、覚えておかなくてはならないマナーがあります。メール本文の書き方は例文を参考に自分で内容を考えつつも、以下のマナーを守ったものにしてください。
新根の挨拶メールのマナー
①最初は「賀詞」と呼ばれる祝いの言葉からはじめます。
「賀正」「迎春」「初春」「新春」「謹賀新年」「謹賀新春」など
メールの場合は件名にあてる方法もあります。
②次に、添え書きと呼ばれる本文を作成します。
昨年のお礼や今年の抱負などを書き込むとよいでしょう。
③末文には年号を記載します。
基本的には西暦ではなく「令和〇年」と書きましょう。
表現の重複に気をつける
「新年あけましておめでとうございます」という表現、一見すると何も違和感がないように思われがちですが、実は間違った表現です。「賀詞」は重複させないことがマナーであり、上記の場合は「新年」と「明けまして」が同じ表現になっています。この両方がかぶらないように意識しつつ、気持ちの伝わるメールを作成してみてください。
メールでは礼儀がなってないと思われる可能性も
新年の挨拶をメ―ルで行う際のリスクは、送る相手によって無礼だと思われる可能性があることです。年配の上司などは、メールでのやりとりに不満を感じてしまう可能性は否定できません。そのため、事前に新年の挨拶をメールで送っても大丈夫かどうかを、上司に確認しておくといいでしょう。 また、メールには画像などを添付しない方が無難です。あくまで文章だけで感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
その際は年賀状を書こう
上司によっては、メールよりも年賀状を出した方が好印象の場合もあります。これは本人次第な部分があるため、事前に確認をしておきましょう。お互いの住所を知れる職場ならば、年賀状を出すことで上司への挨拶を行うとよいです。
上司に合わせてメールか年賀状かを選ぼう
個人情報の保護などから、社内で年賀状を送る習慣がなくなってきた企業も増えています。 とはいえ、何もしないわけにもいかないという人は、メールにて感謝の気持ちを伝えましょう。きちんとマナーを守った内容で送れるようにしてください。 紹介した例文をもとに、自分なりにアレンジして上司に送ってみましょう。
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