履歴書と職務経歴書の「昇進」「昇格」の書き方3つ
履歴書や職務経歴書を書く前に「昇進」と「昇格」の違いを把握する
履歴書や職務経歴書を書く際は、普段は何気なく使っている言葉ほど、正しく把握しているかどうか知っておく必要があります。「昇格」や「昇進」もその一つです。
履歴書や職務経歴書を書くときに「昇進」「昇格」のどちらを使うべきか悩む人は多いもの。両者の違いを説明します。
職歴に関係する役職の知識①:昇進は地位が上がること
昇進とは地位が上がることです。役職が「課長」から「部長」なら昇進です。組織の中の上の役職に空きが出た場合、今いる役職よりも上の役職の地位に任命されることを昇進と言います。
職歴に関係する役職の知識②:昇格は等級が上がること
昇格は職能資格制度の「等級」が上がることです。等級は自分の資格のようなものです。推薦、人事、試験や面接、研修の結果で定められます。係長の役職から課長の役職に上がっても等級自体が変わらないのなら、それは「昇進」です。「昇格」は、役職ではなく「等級」が変化する時です。
職歴に関係する役職の知識③:年功序列型企業の「等級制度」
職能資格制度(会社によっては職務等級制度や役割等級制度と呼ばれます)は能力に基づき等級が設定されています。昇進できるかどうかの基準はその等級が基準になります。等級が上がり「昇格」しても「昇進」できるわけではありません。昇進はそのポストに空きがないと出来ないからです。昇格したのに平社員のままの時もあります。
職歴に関係する役職の知識④:昇給は給料がアップすること
昇給は給料がアップすることです。しかし、ボーナスは含まれません。お給料額がアップすることです。昇給には2種類あり、「定期昇給」という給与規定で定められた通りに給料があがっていくものと「ベースアップ」という金額を底上げするものがあります。
履歴書・職務経歴書の「職歴」欄で求められる書き方とは
実際に履歴書や職務経歴書に、昇進や昇格を書く場合はどこまで細かく書けばいいのでしょうか。大雑把で構わないのでしょうか。どこまで書いたら良いのかの基本的事項についてお教えします。
職歴欄の役職の書き方①:履歴書は概要、職務経歴書は詳細を
企業側が履歴書の職歴欄で見ているのは2つです。
1.何社経験で、各社で何年経験しているのか?
2.経歴にブランクはないか?
です。しかし、職歴欄では細かい職歴確認は出来ません。履歴書の職歴欄で全体のイメージをつけ、次に職務経歴書を確認するイメージです。この2つの要望に答えられるようにするのが書き方のポイントです。ちなみに異動・昇進等は時系列で記載してください。今までどんなキャリアを積んだのか、一目で分かるように記載してください。
職歴欄の役職の書き方②:昇進・昇格はすべて記載
配属先、部署異動、昇進などは全て記入してください。どんな仕事をしていたかをできるだけ具体的に書きましょう。部署の異動や昇格があった場合にも、必ず記入しましょう。
職歴欄の役職の書き方③:仕事内容に変化のない異動は省略
書いたほうがいいケースは、例えば「職種」が変わった場合は経験を見るために書いた方が良いです。しかし、「仕事内容が変わらない異動」の場合には書かなくても結構です。さらに「職種が変わらない異動」も書かなくて良いでしょう。
履歴書や職務経歴書では昇進と昇格の概念を理解して正しい役職・職歴の書き方を!
昇進と昇格の概念を使い分けて履歴書・職務経歴書の正しい書き方をしましょう。上位の役職に付けば昇進ですし、ポストは埋まっていても等級があがれば昇格です。そして昇進や昇格を履歴書や職務経歴書に書く際は、実績になるものは書きましょう。しかし、仕事内容や職種が変わらない異動の場合は経歴にならないため、書かなくて結構です。職歴において、自分の就いてきた役職を正しく説明するのは大切なルールですよ。
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