プレゼンで笑いを誘う方法とネタの仕込み方
プレゼンでの笑いネタは緊張をほぐす大切な方法
何か商品を売り込みたい時、自社のサービスをアピールして資金を調達したい時、一生懸命プレゼンを行いますよね。
その際、あまりに必死に売り込もうとするとかえって相手が引いてしまう、なんていうことはありませんでしたか?
相手の心をつかむには、適度な余裕とネタと笑いを入れるユーモアが必要です。そこで、まずはプレゼンにおける笑いについて見てみましょう。
上手いプレゼンは笑いのネタで楽しませるのが上手
仕事などで他人のプレゼンを行う際に、プレゼンがうまいな~という人は必ず、プレゼンの中で笑いが起きているのです。
もちろん笑いやネタを取り入れる事は絶対ではありませんが、少なくともいいプレゼンには必ず、会場の人を楽しませる笑いが起きている事が多いのです。
「笑いネタ」は自信のある人だけにおススメの方法
プレゼンテーションっていうのは心を開いてもらって、共感を得るというのが目的です。
しかしながら、笑いとユーモアではじめるのは、難易度がかなり高いのです。慣れない人がやっても、失敗に終わります。
笑いを狙って大きくはずし、白けてしまうのは宜しくありません。
プレゼンを笑いネタで楽しませるのは難しい
プレゼンは堅くるしい雰囲気で行われる事がほとんどです。
その中で楽しませる事を考えて笑いネタを言っても、笑いが起きず、楽しませるどころか恥ずかしい思いをする事もあります。
プレゼンでの笑いや楽しませるネタはレベルが高い
プレゼンで笑いや人を楽しませるといったネタは、かなりレベルが高い能力です。
何度も何度もプレゼンやスピーチを繰り返し、聞いている人がどういう事で楽しませる事ができるのか、どういう話で笑いを得られるのか身をもって体験してから、そういったネタを使っても遅くないのです。決して『笑いネタで楽しませる』なんて思わないように。
プレゼンはあくまでアイデアに注目してもらう事
プレゼンテーションでジョークを飛ばすのは実にリスキーの為、もし誰も笑いネタで笑わなかったら、あなたはステージ上であほな奴のように取り残されてしまうでしょう。
ですので、人を楽しませるネタというのは慎重になる必要があります。必ずしも人々の注意を引くとは限りませんので、楽しませるネタというのは、自信がない限りは使わない方が無難でしょう。
プレゼンはあくまで、素晴らしい新規事業のアイデアに注目してもらう事です。
楽しませる自信がないならやらない方が無難
優れたプレゼンテーションに笑いやユーモアは不可欠ですが、元々人を楽しませるネタや笑いに自信のない人がやると、思わぬ大やけどを負うリスクがあります。
プレゼンという大舞台で、失笑を買う事態になるのは避けたいものです。ただし、堅苦しく無難にプレゼンしたところでいい結果になるとも限りません。そこがプレゼンの難しいところでしょう。
プレゼンで笑いをつくる実践方法
プレゼンで楽しませるネタや笑いに自信のない人がそういったネタを使うと思わぬ大けがを負ってしまうと話してきました。
しかし、堅苦しいプレゼンというのも味気ないですよね。せっかくなら、楽しませるネタを言いたいですし、笑いも欲しいところ。
という事で次はプレゼンで楽しませる方法をご紹介していきます。
プレゼンで楽しませるネタ①ユーモア法
プレゼンテーションでは、互いに初対面の場合が多い事から、スタート時は堅い雰囲気になっています。
そこで、気の効いたジョークを言って会場を楽しませる、和やかな雰囲気にし、親近感を深める方法です。この方法は効果がありますが、その場を和ませ、楽しませる自信がある場合にのみ行います。
プレゼンで楽しませるネタ②ギャグ帳をつくる
プレゼンで楽しませるネタを考えるといっても、あくまでケースバイケースです。
状況や相手のキャラクターを踏まえた上で使ってください。プレゼンテーションにおいても、「ユーモア」というものは大切です。 ちょっとした笑いがあれば、硬い雰囲気もなごみます。
笑いを誘う、という心遣いに、相手から好印象を持ってもらえることだってあります。
プレゼンで楽しませるには大げさ・食い違いを利用する
大げさな表現も当たり前を皮肉るネタも、どちらもお笑いネタの定番です。
いずれも日常や暗黙の了解という話し手、聞き手に共通意識がないと伝わりません。
電車のつり革広告を参考にしてみよう!
電車のつり革広告は、色んな人が見ます。更に大げさに書かれていたりするのでネタにしやすい題材です。
テレビを見ていない人でも、ビジネスマンは電車を使う人が多いので、お互い理解できるネタが多いです。つり革広告には、多くの情報が載っているので、一つ取り上げてみてプレゼンに活かしてみてはいかがでしょうか。
テレビの笑いネタを利用しよう!
フリップに絵を書いて「こんな○○はイヤだ」というお笑いネタを、テレビでよく見かけますね。
自分が伝えたいメッセージと一緒に、食い違ったメッセージもセットで話すこのスタイルは、プレゼン初心者が笑いを織り交ぜたいと思った時に、とても参考になります。
自虐ネタで笑いを誘おう!
ホワイトボードや資料に手書きの絵や文字を書いて、「これは本当に下手くそですね?」とボソッとつぶやく。
かわいい絵や、作品を見せて、「はい、これを描いたのは、こんなヒゲもじゃのオヤジです」とおちゃらける。ダイエットで頑張っている話をして「見ての通り、全く効果はないですが」と残念そうに言うように、自虐ネタを言うと、結構な確立で、ドッと笑ってくれます。
プレゼンで楽しませる笑いネタの方法と仕込み方をおさえて魅力的なプレゼンに
いかがでしたか?
今回は、プレゼンで笑いをつくるための方法とネタの仕込み方について紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
聞き手を楽しませる笑いがプレゼンの目的ではありません。
プレゼンを進めるうちに、思わず聞き手が笑ってしまった。それが理想ではないでしょうか。お笑い全開にトークを繰り広げたら、次はどんな笑いを持ってくるのだろう、とハードルを上げられます。
というより、プレゼン内容よりもそちらを期待されるかもしれません。それこそ、本末転倒です。笑いはプレゼンツールの一つです。鉛筆一本忘れたくらいの意識でいてほしいものです。
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