部下の意見を聞かない上司の特徴と対処法
部下の意見を聞かない上司は余裕がない
上司という立場上、やらなければいけない仕事が溜まりに溜まって部下の意見を一から十まで聞く余裕がありません。よく「結論から話せ」と言う上司を見かけますが、そういったタイプの人は部下の意見を聞かない上司の典型的なパターンです。もし、結論を話す前に論点がまとまらない内容をグダグダと話すとイライラしてしまうので注意が必要です。
話は結論から簡潔に
余裕がなく、部下の意見を聞かない上司へは「結論を先に伝え、伝えたい部分だけを話す」ことを心がけましょう。上司と言っても部下の意見ですので、全く意見を聞かないというわけではないでしょう。そこで簡潔に話した内容は耳に入っている可能性が高く、意見が通りやすくなります。また、「忙しいことを理解してくれて話を簡潔にまとめてくれているな」と上司から評価されることにも繋がります。
部下の意見を聞かない上司はプライドが高い
ある程度の地位やポジションを確立してしまうと、どうしても無意味なプライドを持ってしまいがちになります。部下の意見を聞かない上司はそのプライドが邪魔して「自分よりも経験の浅い部下の意見なんて大したことない」と決めつけて、部下の意見を聞かないケースが多いです。また、自分の意見に対して反発されたり、反抗されたりするとプライドが傷つけられ理不尽な態度にでることもあります。
話を最後まで聞いてあげる
プライドの高い上司というのは「自分の意見を聞いてほしい」という欲求が強いため、話を最後まで聞いてあげることが大切です。話の途中で「いや、それは」と話を遮ると怒りがこみ上げてより一層部下の意見を聞かない上司になります。プライドを傷つけずに、普段から話の途中で頷いたり、相槌をうったり、「あなたの話を聞いています」ということをアピールして自尊心を満たしてあげましょう。そうすると「こいつは話をまともに聞いてくれるな」と思われ、今後のコミュニケーションがスムーズになります。
部下の意見を聞かない上司は出世欲が強い
出世欲が人一倍強い上司というのは上の意見は聞きますが、部下の意見を聞かないという特徴があります。部下に対しては自分の考えや、意見を押し付けて強引に事を運ばせようとします。「いちいち部下の意見なんてまともに聞いていたら遅い」などと考えており、上に「意思が強い、統率力がある」ということをアピールしたがります。そうして実力もなく、部下の意見を聞かない上司というのは出世していくのです。
反発せずやるべきことをやる
部下の意見を聞かない上司に「それは大丈夫、◯◯していく方針で決めたから」などと無理やり話を進められても反発せず、「はい、わかりました」と言って自分のやるべきことを淡々とこなしましょう。あなたが今後出世していきたい気持ちがあるなら尚更です。その上司に「こいつは自分の意見に賛同してくれる」と気に入られて、その上司に引っ張られて出世していくことも考えられます。そうして、あなたにも部下ができたときは「部下の意見を聞ける上司」になりましょう。
部下の意見を聞かない上司とうまく付き合ってストレスなく過ごそう
部下の意見を聞かない上司の特徴とその対処法についてご紹介しました。部下の意見を聞かない上司に「話を聞いてくださいよ!いい加減にしてください!」と怒鳴ったところで、逆上されてあなたの会社での立場を悪くするだけです。そんな上司を変えようとするだけ時間も無駄なので、自分自身がその上司と当たり障りなく関わるよう心がけましょう。組織には「変わった上司もいるものだ」と割り切れば気持ちも楽になります。
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