神社で参拝の際に唱える祝詞の種類3つ
神社の祝詞の種類①:神拝詞
神社の祝詞の種類はいろいろとありますが、「神拝詞」などは一番ポピュラーです。
「祓え給い 清め給え かむながら 守り給い さきわえ給え」
「祓え給い 清め給え 守り給い 幸え給え」
などを覚えておくとよいでしょう。普段神社にいくときにあまり長いものを唱えるのは大変だと思いますが、これですと短いので覚えやすいかと思います。
短く時間を取らないので他の参拝客の邪魔にならない
これらの上記の神社の祝詞はたとえ3回ほど唱えても短いのであまり時間はとらないと思いますので、他の参拝客のさまたげなどにもならなくてよいかと思います。祝詞は声に出して話すということが大切ですから、心を込めて唱えたいものです。神社拝詞というものもありますので、神社などで売っていないか聞いてみるとよいでしょう。
神社の祝詞の種類②:神棚拝詞
神社の祝詞は一般の人には難しいように思いますが、上記のように比較的短い種類もありますので、最初はそのようなものを覚えて唱えてみてはいかがでしょうか。次に神棚拝詞を一つご紹介します。
神棚拝詞を見てみよう
「これのかむどこにます かけまくもかしこきあまてらすおおかみ
此れの神床に坐す 掛けまくも畏き天照大神
うぶすなのおおかみたち もろもろのおおかみたちのおおまえに
産土大神等 諸々の大神等の大前に
かしこみかしこみももうさく
恐み恐みも白さく
おおかみたちのひろきあつきみめぐみを かたじけなみまつり
大神達の広き厚き御恵みを辱み奉り
たかきとおとき みおしえのまにまに
高き尊き神教のまにまに
なおきただしき まごころもちて まことのみちに たがふことなく
直き正しき真心持ちて 誠の道に違ふことなく
おひもつわざに はげましめたまひ いえかどたかく みすこやかに
負ひ持つ業に励ましめ給ひ 家門高く 身健に
よのため ひとのために つくさしめたまへと
世の為人の為に尽くさしめ給へと
かしこみかしこみももうす
恐み恐みも白す」
是非おうちに神棚がある場合は唱えてみましょう。
神社の祝詞の種類③:祓詞(はらへことば)
神社の祝詞をみていますが、中には、祓詞というものもあります。祓詞(はらへことば)というものは、身の穢れや、魂の穢れをはらい、清浄にするために唱えます。みなさんも神社に参拝するときには手を洗ったり、口をすすいだりして身を綺麗にしてから神様のところへ参拝しますよね。ですから、これを覚えておけば、神様に失礼のないように穢れをはらうことができますので覚えておきましょう。参拝する前に払所で唱えてから、拝殿にいくとよいでしょう。神社の祝詞を唱える前にしておきたいものです。
祓詞(はらへことば)を見てみよう
「掛(か)けまくも畏(かしこ)き 伊邪那岐(いざなぎ)の大神(おほかみ)筑紫(つくし)の日向(ひゅうが)の橘(たちばな)の小戸(をど)の阿波岐原(あはぎはら)に禊(みそ)ぎ祓(はら)へ給(たま)ひし時(とき)に 生(な)り坐(ま)せる祓(はら)へ戸(ど)の大神(おほかみ)たち諸々(もろもろ)の禍事(まがこと)・罪(つみ)・穢(けが)れあらんをば祓(はら)へ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)へと 白(まを)すことを聞(き)こし召(め)せと恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す」
も覚えておきたいものです。
神社の祝詞には「神拝詞」「神棚拝詞」「祓詞(はらへことば)」という種類がある
今回は、神社の祝詞の種類をいくつかご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。神社の祝詞の種類はいろいろあります。長いものもありますが、TPOにあわせて、種類を覚えなくても文字などを読みながらでもよいので一度是非唱えてみてはいかがでしょうか。日ごろ神社に行くことも多い人も多いと思いますから、きちんとした種類を覚えておきたいものです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません