社内表彰を受賞した際のお礼メールのマナーと例文
「表彰制度」とは
社内表彰という言葉を聞いた事があるという人は多いと思います。もしかしたら、この記事を読んでいる人ですでに、社内表彰受賞したことがあるという人もいるかもしれません。では社内で設けられる表彰制度とは何のためのものかご存知でしょうか?本ページでは、表彰制度についてお話していきたいと思います。
「自発的な意欲」を高められる社内要素のひとつ
現在、さまざまな企業が”モチベーション”や”業績の向上”などを目的に、永年勤続・営業優秀者・技能・改善提案などの対象者に対して、多様な表彰制度を社内に設けているようです。それらの社内制度のことを、一般的に「社内表彰制度」と言います。つまり、社員の功績を認め評価することにより、さらにやる気を出してもらおうという社内システムといえるでしょう。最近では、「環境・エコ活動への表彰」など、さまざまな形態を取り入れているところもあるのです。
社内表彰制度では、指導や教育によって改善することが出来ない『自発的な意欲』を高められます。社内で表彰制度を行うことで、会社と社員との信頼感、企業方針の周知など、…やり方次第で色んな効果を得られるでしょう。
社内表彰の受賞した際にお礼メールは必要?
社内表彰を受賞した際に、社内で受賞のお祝いや一緒に仕事を頑張ってくれた仲間へのお礼状を送ることは、必要なのでしょうか。もちろん、社内表彰を受賞した場で、まわりの方へ口頭でのお礼を言っているかもしれません。しかし、やはり自分1人だけでは社内表彰を受賞できないというところを、忘れてはいけません。
お礼メールは社会人のマナーとして守るべきもの
お礼状では、お祝いを頂戴したお礼と、受賞するにあたって力になっていただいた方々へ感謝の気持ちを伝えます。受賞したとはいえ、決して自分一人の力で得ることのできた栄光ではありません。必ずともに頑張ってくれた人、お祝いをくれた人、ご迷惑をかけた人がいますので、そういった方々にお礼状を送るようにしましょう。お礼状は、社会人のマナーとして守るべきもののひとつでもあるのです。
受賞のお祝いを頂いてから「3日以内」にお礼状を出す
一般的に、受賞者に対してはハガキなどの礼状程度に留めます。しかし、パーティ形式のような大規模な授賞式である場合、”内祝い”が必要となってきます。お祝いをいただくと当然、「お返しをしなきゃ」と性急になりがちですが、まずは焦らず感謝の気持ちを伝えましょう。
基本的なマナーとしては、お祝いをいただいてから『3日以内』にお礼状を出すことが大切です。お祝いをもらったその場ですぐにお礼を返すのは失礼にあたりますので、注意してください。
内祝いとは出産祝い・結婚祝い・受賞祝いをさす
ちなみに、お返しを「内祝い」として贈るものとしては、「出産祝い・結婚祝い・受賞祝い」などが挙げられます。結婚祝いの内祝いとしては、よく式場に足を運んだ際に「お金」をお祝いとして包んだのちに、いただくものがあるでしょう。あれが、一般的に言う内祝いなのです。
社内表彰を受賞したお祝いに対するお礼メールの例文
それではこれから実際に、社内表彰を受賞したあとに送るお礼メールの例文を3つほどご紹介します。社内表彰の受賞のお礼メールの作成に困っているかたは、是非参考にして作成してみてください。
例文①
例文①
おつかれさまです、○○です。この度は◯◯賞を受賞したことで、お祝いの言葉をいただきまして、大変ありがとうございました。
今回の◯◯賞は、自分ひとりの力で得たものではなく、支店(職場)のみなさんから協力をいただいてできた成果だと考えています。
いつも気持ちよく仕事ができるように、お力添えいただき、本当にありがとうございます。今後とも、周囲の方々の協力を忘れず、精進してまいりたいと考えておりますので、みなさんどうぞよろしくお願いいたします。
例文②
例文②
○○です。今回は◯◯賞の受賞について、たくさんの嬉しいお言葉をいただき本当にありがとうございます。初めはまったく良くない成績で、みなさんにんもご迷惑をおかけしてしまいましたが、ここまで成長することができました。特に、辛抱強く指導して頂いた◯◯さんには本当に感謝しております。
これからも初心を忘れず、みなさんから頂いた温かいお祝いの言葉を胸に頑張りたいと思います。
例文③
例文③
社内表彰のご連絡をいただきました、◯◯です。この度はとても光栄な賞をいただき本当に嬉しく思っております。また、たくさんの方から祝福の声をかけていただいて、本当に受賞できたのだなと実感しております。この期待にそえるよう、これからはより一層仕事に注力していきたいと願っております。
今後もよろしくお願いいたします。
社内表彰を受賞した際は3日以内にお礼状メールや内祝いを出すべき
社内表彰を受賞した際に、気を付けておきたいポイントをご紹介しました。社内でお祝いをいただいた時には、しっかりと3日以内にお礼メールや内祝いを出すことを、忘れないようにしましょう。浮かれてしまって社会人のマナーに欠けてしまえば、せっかくの社内表彰受賞の栄光がかすんでしまいます。”なぜ社内表彰受賞することができたのか”を、しっかりと念頭に入れておきましょう。例文を参考に、これらの気持ちを込めたお礼メールを送るように、心がけてください。
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