報連相を徹底させるために本当に必要なこととは?お役立ち情報を解説!
報連相が定着しない理由と簡単な対処法
報連相が定着していればそれによって問題が未然に防げます。
ところが報連相を定着させることは意外と難しく「徹底されているはずの報連相が実は定着していない」ということが珍しくありません。
なぜ報連相が定着しないのか?
理由としては次の4点の可能性が高いです。
上長が舐められている
報連相の定着を再三に渡り説明しても、上長が部下から舐められているとまったく話になりません。
「あの人に話しても何にもならない」
「話したところで何もしないのだから言っても無駄」
「べつに問題にはならないだろうからいいやー」
これが部下の内心です。 部下から馬鹿にされないように、締めるべきところはしっかりと締めていきましょう。
”継続できない社風”がある
意外と中小企業に多いのが”会社そのものがなにをやっても継続していない”という環境です。
「新しいルールとかどうせまた一週間ももたないだろう」
「最初の3日だけやっときゃとりあえずいいや」
どんなに上長が頑張っても会社そのものが”継続できない雰囲気”だとどうにもなりません。これは社長をはじめとする上層部の責任です。報連相を徹底できない部下を指摘する前に、しっかりと”継続できる環境づくり”を徹底しましょう。
部下にとって高負荷過ぎるタスクが存在している
これは上長が気が付いてあげないといけない点であり特に若い子にありがちです。日々の業務が重すぎて(負荷が高過ぎて)プライオリティが一見低そうな報連相にまで気が回らない、というものです。 もちろん報連相を徹底しないことは重大な問題です。しかし、そこを指摘するばかりでは部下はいずれ潰れてしまいます。最悪の状態にならないよう、いつも部下の状況はしっかりと把握しているようにしましょう。
部下に難あり
部下本人に問題があるケースもあります。”仕事に対する考え方が甘い”、”そもそも先天性のなにかがある”などの要因が考えられますが、一般的にこのような方々は何度指摘しても直りません。そして問題を起こすことも少なくないので、雇い続けるのであれば、それを前提にしていくしかないでしょう。
チェックリストを使用して徹底する
“報連相をしろと言われるだけではなかなか出来ませんので、チェックリストの導入を検討してみてもいいかもしれません。
遅刻が多い部下に対する適切な注意方法
以下、参考例となります。
●●くん、最近遅刻が多いように思うが、何かあったのか?
確認したところ、5日間で3回だった。
遅刻はもとより、それが続いている・改善されていない、ということは同じチームで働く仲間への心象として決していいものではない。 私でよければ話を聞かせてほしいし、一緒に改善していこう
・具体的な数字で事実を確認する。
・一方的に叱るのではなく、背景を確認するスタンスを伝える。
・とはいえ、よくないことである、ということは理由を添えて説明する。
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