結婚式の二次会で乾杯の挨拶を成功させる方法
乾杯の挨拶を成功させる方法①:参加者と新郎新婦の関係性を把握
結婚式の二次会で乾杯の挨拶を任された時には、留意すべき点がいくつかあります。まず一つ目に、二次会に参加する方々と新郎新婦との交友関係をきちんと把握するということです。
結婚式の二次会に参加する多くの人たちは、新郎新婦の友人関係が多いのではないでしょうか。しかし二次会によっては仕事関係(取引先や上司など)の方々や、親戚の方などが参加されるケースもあります。なので、あらかじめ関係性をリサーチしておくようにしましょう。
二次会での乾杯の挨拶は言葉遣いや内容に注意
二次会に参加する方々と新郎新婦との関係性を、なぜリサーチする必要があるのか?それは二次会に応じた言葉遣いや、内容を配慮することが乾杯の挨拶を成功させるために必要コツだからです。
たとえば参加者が友人だけならば少しラフな言葉遣いや、くだけたエピソードを取り込んでも良いでしょう。しかし新郎新婦の仕事関係者や、親戚の方が参加している場合は失礼のないような言葉遣いで、控えめなエピソードにする事を心がけなければなりません。決して失礼のない乾杯の挨拶にしてくださいね。
乾杯の挨拶を成功させる方法②:起承転結を意識してコンパクトに
結婚式の二次会で行う乾杯の挨拶は、なるべくコンパクトにまとめるように心がけましょう。挨拶の中に入れるべき内容として、まず「簡単な自己紹介(新郎、新婦との関係性など)」を入れてくださいね。
そして続けて「2人への祝福の言葉」「エピソードトーク」などを起承転結をきちんと意識した上で、組み合わせていくようにしましょう。参加者の皆さんに唱和してもらう事も、楽しい二次会をスタートさせるためには必要不可欠です。場を一体化させるためにも、話す長さに注意しましょう。
挨拶の時間は40秒から1分程度がベスト
二次会の乾杯の挨拶の時間は、40秒から1分くらいで終わるように調節しましょう。長すぎては場がダレてしまいますし、短すぎるとグラスが行き渡ってない可能性も出てきてしまいます。
結婚式の二次会は、会場もざわついているでしょう。乾杯の挨拶では少し大きめで、かつ明るめの声で話します。そして会場にいる人がグラスを持ち終わるくらいの時間を配慮して、40秒から1分程度の挨拶をしましょう。最後に1拍おいてから「乾杯!」と大きな声で締めくくるのがいいですね。
乾杯の挨拶を成功させる方法③:縁起の悪い事を言わない
結婚式の二次会だけに限ったことではないのですが、忌み(いみ)言葉は使わないようにしましょう。忌み言葉とは簡単に説明すると、別れを意味するような言葉です。たとえば切れる・去る・終わるなど。また再婚を意味するような重ね言葉である、重ね重ね・たびたび…などのことです。
乾杯の挨拶という、なれない状況でつい口走る可能性もいなめません。しかし失敗だけはしないようにしたいものです。慣れない人は、あらかじめ挨拶の言葉を簡単なメモ書きにしておきましょう。メモ書きにすると言葉の内容だけでなく、時間もきちんと計れるので成功させる大切なポイントになりますよ。
忌み言葉や重ね言葉を使わないよう注意
念のため、忌み言葉や重ね言葉をチェックしておきましょう。
【忌み言葉】
別れる・切る・離れる・帰す・終わる・破れる・割る・去る・飽きる・捨てる・冷える・忙しい・壊れる・消える・降りる・枯れる・嫌う・嫌い・薄い・疎遠・疎んじる・浅い・憂い・おしまい・ほどける・裂ける・放す…など
【重ね言葉】
度々・くれぐれも・皆々様・かえすがえす・重々・いろいろ・またまた・なおまた・しばしば・次々・わざわざ・再三再四・たまたま・重ね重ね・いよいよ・再々…など
上記のように、つい使ってしまいがちな言葉はたくさんあります。二次会と言えども、結婚式はめでたい日です。あらかじめ挨拶の内容を考えて、忌み言葉を使わないようにしましょう。
結婚式の二次会で乾杯の挨拶をするならTPOに合わせてシンプルに!忌み言葉を使わないよう注意
結婚式の二次会で乾杯の挨拶を成功させる方法をご紹介しました。二次会の乾杯の挨拶を成功させるうえで、大切になってくるのは色々ありましたね。やはり参加者層のリサーチが特に重要ではないでしょうか。仕事関係や親戚が参加しているのであれば、それなりの挨拶をしなければなりません。
リサーチした上でTPOにあわせた言葉で挨拶をしましょう。また、忌み言葉や重ね言葉を使わないようにしてくださいね。結婚式の二次会はめでたい場です。盛大に盛り上げましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません