宴会・飲み会の締め&中締めの挨拶マナーと使える例文

2018年10月3日締めの挨拶, 飲み会

「中締めの挨拶」と「締めの挨拶」の違いや目的とは?

そもそも、よく「中締めの挨拶」と「締めの挨拶」と使い分けていますが、一体どう違うのでしょうか。そして、それぞれの正しい目的とは何でしょうか?まずは、この点をしっかりとおさえておきましょう。

「中締め」と「締め」に対する認識を間違えたまま、歓送迎会や懇親会などの飲み会で、的外れな宴会の締めの挨拶をしてしまっては、その飲み会の締めの挨拶がとても悪くなってしまいますので、注意が必要です。

どのような場なのかを考える

宴会、飲み会の締め&中締めの挨拶は、決して軽視できない重要な要素です。

まず大前提として抑えなければならないポイントしては、どのような挨拶をするかも重要ですが、「どんな人が参加しているのか」という事ですね。

「クライアント」「所属するグループ」「会社全体」「パートナー」など、その宴会や飲み会がどのような場なのかによって、話し方や温度感を変えていく必要があります。

その前提を意識した上で、どのような挨拶をするべきかを身に着けておくべきですよ!

「中締めの挨拶」は宴会に一区切りをつけるためのもの

中締めの挨拶の「中締め」とは、飲み会や宴会などで終了前にひとまず一区切りをつけるのを指し、その際は手締めなどをすることをいます。

そして、中締めは、宴会の途中で一度けじめをつける、退席したい人たちへの配慮などを目的としています。

中締めの挨拶は、主に退席したい人たちへの配慮としてして行なうケースが多いので、全体に対する締めの挨拶として、きちっとした内容のスピーチを考えておく必要があります。

また、中締めの後は散会する必要はなく、しばし歓談などの時間が取られている点も覚えておきましょう。

「締めの挨拶」は会の終了を告げるためのもの

中締めに対して締めの挨拶の「締め」とは、会のお開きが近づいたタイミングで、有終の美を飾る意味で会の終了を告げるためのものです。

当然ながら「会を締める」という点ですので、出席してくれた人への感謝の言葉を簡単に述べ、締めの一本締めや三本締め、または万歳三唱などを出席者みんなで行うのが、基本的な慣習です。

またその際は、2次会の説明なども忘れないようにして、なるべく早く参加者が移動する状況を作り出しておく必要もあります。

「終わり良ければ、すべて良し」という言葉がありますが、このように締めの挨拶は歓送迎会や懇親会などの飲み会、そして宴会そのもののトリを飾る挨拶なので、非常に大切なのです。

「締めの挨拶」の種類と使い分け

歓送迎会や懇親会などの飲み会をはじめ、いろいろな宴会の席で最後を飾る締めの挨拶。一本締めや三本締めなど、思えばさまざまな種類がありますが、それらは、具体的にどのような違いと使い分け方があるのでしょうか?

中締めの挨拶と締めの挨拶の違いを理解したところで、その場でもっとも、ふさわしい締めの挨拶ができるようにもしておきたいですね。

「三本締め」は大事な祝いの席などを締める場合に

会社全体で目標を達成したり、新しい事業が軌道にのったなど、特別な時に、三本締めを行うケースが比較的多いです。大事な祝いの席には三本締めと覚えておきましょう。

この締めの「三本締め」は、手拍子するようにリズム良く三回手拍子「パンパンパン」を連続で三回行い、リズムに乗って同じ要領で三回続けることを三本締めといいます。

「一本締め」や「一丁締め」はその場を簡単に締める場合に

締めの挨拶のあとに行う一本締めは、簡単にいえば三本締めを省略しただけのものです。三本締めの三回手拍子を、一回に減らしただけが、「一本締めの挨拶」だと考えれば良いでしょう。

どちらかと言うと、その場(歓送迎会など宴会や飲み会)を締める場合に使うことが多いといえます。

また、一丁締めも飲み会などでよく使われる締めの音頭で、最後に一回「パン」と手拍子する「一丁締め」も、会の流れによっては取り入れても良いでしょう。

締めの挨拶のための準備は万全に

このように、歓送迎会や飲み会などの宴会の挨拶と締めを任されたときは、中締めの挨拶や締めの挨拶の意味、そして一本締めなどのタイミングをしっかりと把握して、事前準備していないと恥をかくハメになるのです。やり方がわからなかったりしたら宴会そのものが台無しになるのです。

日ごろからいつ役目が回ってきても、そつなく出来るようにしておきたいですよね。歓送迎会の幹事になった人も、あらかじめ段取りを簡単に打ち合わせしておくなどしておいた方がよさそうです。では次から、締めの挨拶で最低限気を付けたい作法について見ていきましょう。

宴会の絞めの挨拶を任されてばっかりで嫌になることも

宴会での絞めの挨拶は、周りの注目を集めます。しかし、あまり注目を浴びたくない人からしてみれば、酷な時間を過ごすことになりかねません。今の職場で、そういった宴会の絞めの挨拶を任されることが多いのに嫌気がさした人は、転職を考えてみてはいかがでしょうか?

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宴会で使える締めと中締めのスピーチ例から学ぼう

では実際に、中締めの挨拶や締めの挨拶での良いスピーチを、文例から学んでおきましょう。締めの挨拶や中締めの挨拶によって多少の違いはありますので、それぞれに分けて見ていきたいと思います。

中締めの挨拶に使える良いスピーチ例

最初にも述べたように、中締めは飲み会や宴会そのものを締める訳ではありません。ですので、この挨拶は中締めの言葉です、という点がはっきりと分かるように心がけましょう。

締めの挨拶に使える良いスピーチ例

繰り返しになりますが、中締めの挨拶に対し、締めの挨拶は歓送迎会や懇親会などの飲み会、そして宴会そのものを締める目的で行うものです。

ですので、これで終わりですよ、これが宴会の締めの言葉ですよ、というのがはっきりと伝わるように意識しましょう。挨拶は下記を参考にしてください。

「今日は楽しいお時間を皆様と一緒に過ごせ、大変うれしく思います。まだまだ飲み足りないという方もいらっしゃると思いますので、この後は○○で二次会を予定しています。お時間に余裕のある方は、ぜひご参加ください」

挨拶のあとは「一本締め」でお開きを飾ろう!

「では、これからの皆様(当社)のますますの発展を願って、一本締めを行いたいと思います。皆様、お手を拝借願います。イヨー。ありがとうございました!」

全体の要素を盛り込んだ挨拶例で流れを確認

「ご指名に預かりました○○と申します。僭越ながら締めのご挨拶をさせて頂きます。皆様ご起立をお願いします。

本日は、雨の中○○ご参加頂きまして誠にありがとうございます。また、このような素晴らしい会を儲けて頂いた○○の皆様ありがとうございます。それでは、本日お集まりいただいた、皆様のご健康と益々のご活躍を祈念して一本で締めさせて頂きます。お手を拝借、よー(一本締め・三本締め・一丁締め)」

この挨拶は、中締めの挨拶や締めの挨拶のどちらにも使えます。是非参考にしてください。

飲み会などで締めの挨拶を行う際に気をつけておきたい作法やコツとは?

では最後に、歓送迎会や飲み会などの宴会で締めの挨拶を行う際に、最低限気をつけておきたい作法や、そのためのコツを紹介しておきます。

特に、気を付けるべき作法は以下の5点です。

■全員を歓迎する言葉を選ぶ

■司会者や幹事などと協力して、全員で場をつくるよう意識

■大きな声を出し一人一人の顔を見て話す

■身振り手振りを加え、よりスピーチを引き立てる

■季節や社会、グループの時報を入れても良い

歓送迎会の趣旨をよく理解しておけば良い挨拶にも繋がる

歓送迎会など宴会の席の締めの挨拶を行うためのコツは、飲み会の趣旨を理解しておくことです。

自分がなぜこの席に並んでいるのか。その点を明確にできるかどうか。これが、締めの挨拶で効いてくるキーワードにも繋がります。

昼間の会議と同様、歓送迎会や懇親会などの飲み会や宴会もビジネスの延長ですから、しっかりと目的意識を理解しておくというのは、基本中の基本です。

趣旨は理解しているけどやっぱり苦手…..

歓送迎会で絞めの挨拶を任されるのは光栄だと分かっているが、やっぱり苦手だと感じる。そんな人は思い切って、転職という手も検討してみてください。

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締めの挨拶や中締めの挨拶は作法&マナーをおさえて宴会を綺麗に締めよう!

いかがでしょうか?

今回は、締めの挨拶や中締めの挨拶を宴会・歓送迎会・飲み会で、行う際の作法を紹介してきました。

締め挨拶や中締め挨拶をスムーズに行うには、まずは基本的の雛形を覚えなければなりません。そして回数を重ね、仲間と打ち合わせやを通して自分の個性を出したスピーチに発展していけばより良いでしょう。

また、飲み会や宴会の趣旨をしっかりと把握して、それに沿った内容にできるかどうかでも、意味のある締めになるかどうかは大きく違ってきます。そういった点にも注意を払い、いつ〆の挨拶の順番が回ってきてもいいように、日ごろから意識をしておくのが大事です。

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2018年10月3日ビジネス

Posted by BiZPARK