自己紹介をパワーポイントを使ったプレゼンで行う時のコツ
パワーポイントは自分の意図を相手に伝えることができる便利なツール
最近では中小企業や大企業に関わらず、プレゼンを行う際にパワーポイントが使われています。パワーポイントを使ってプレゼンをする目的とは、相手に自分の意図を伝えやすくなるからです。
人間は中身が大事などと建前では言いますが、「メラビアンの法則」では人間が手に入れる情報の55%は視覚情報と言われています。そのため、パワーポイントを使って視覚的にプレゼンテーションを行うことは非常に効果的なのです。
ほとんどのプレゼンでは自己紹介するのが一般的
プレゼンをおこなう際にあなた自身の自己紹介もあります。これは講演会で話をする場合などを除き、ほとんどの場合が自分自身でプレゼンの冒頭で自己紹介をするのが一般的で、大体はパワーポイントのスライドで1面程度です。
あなたの印象がプレゼンの成否を決めると言って良いでしょう。詳しい経歴は不要ですが、なぜあなたが今プレゼンを担当して、視聴者に訴えているかが伝えることが伝わる程度の簡潔な内容にまとめてください。
パワーポイントを使った自己紹介は必要に応じた職歴と内容を落ち着いて話す
パワーポイントを使ったプレゼンの冒頭で行われる、プレゼンターの自己紹介は決してメインの内容ではありません。プレゼンの専門性や内容に直接関係のない学歴などを細かく説明すると、相手はプレゼン自体に興味や関心を失ってしまいます。
必要に応じた職歴をスライドに記載したとしても、あなたは軽く振れる程度にとどめ、あなたの信頼できる人柄が伝わるようなトーンで落ち着いて話をしましょう。
プレゼン中は心理状態や人柄が表れやすいので注意
パワーポイントを使ったプレゼンでは、プレゼンターの人柄や心理状態が表れます。例えば緊張していると、口調が早くなったり、相手に対して目線が向かなくります。
中には相手の知識に配慮せずに、一方的に専門用語や業界用語を連発する人もいます。自己中心的な人柄がそのままパワーポイントでのプレゼンのスタイルに反映してしまうので、注意が必要といえます。
プレゼンでは相手が求めているものをピックアップして伝える
パワーポイントを使ったプレゼンを成功させるコツは、内容をできるだけ絞り込むことです。パワーポイントはスライドを流し、それを見ながら喋ることができるので、便利でついつい沢山の資料やデータを見せたくなるかもしれません。
しかし相手はあなたほどの知識や経験、そして関心を持っていないのです。だから相手が本当に求めているもの、喜びそうなものをパワーポイントにピックアップしてじっくり伝えることが大切です。見せたい資料がたくさんあっても、決してパワーポイントの画面を増やしたり、切り替えを早くしようとはしないことです。
できるだけ丁寧に話をすすめる
先ほども述べたように、プレゼンを聞いている相手はパワーポイントで映し出される情報について、そこまで知識がなくただ見ているという人も中にはいます。ですから、そのような人にも理解をしてもらうために、できるだけ用語の解説をわかりyすくしながら、話をすすめていきましょう。
パワーポイントを使った自己紹介で必要となる要素の例
それでは最後に、パワーポイントを使った自己紹介をプレゼンの場で行う際に、必要となる例について紹介します。下記であげる要素の例を入れると、内容が濃くなるのがわかると思います。ぜひ要素例を参考に、作成していってみてください。
要素例① 実績は数字を入れてアピール
自己紹介をする際に、「自分は過去にたくさんの売り上げをだしました」とだけ言っても具体性に欠けて何も伝わりません。例えば、「1年間で1億円の売り上げを出しました」など、具体的な数字を出しましょう。そのようにすることで、自身の強みをよりアピールできるでしょう。
要素例② 意外な一面を開示
こちらはかなり有効的な要素例となりますので、ぜひ取り入れてほしいです。例えば自己紹介をする人の見た目が、かなり筋肉質で格闘家のようだったとしましょう。おそらく、周りからの第一印象は「強そう」「強そう」だと思います。
そのような人が「実は注射が怖い」「猫と寝るのが幸せ」などと、印象と違った一面を開示するとどうでしょう。かなり好印象を残せますので、ぜひ実践してください。
パワーポイントを使ったプレゼンでの自己紹介では意外な一面を開示すると距離を縮められる
自己紹介をパワーポイントを使ったプレゼンで行う時のコツ、そして自己紹介を作成するときに、盛り込みたい要素を例に挙げて紹介してきました。紹介してきたように、自己紹介はその内容も大切ですが、あなた自身の第一印象も大切です。
これはプレゼン全体、ひいては商品やサービスの印象も左右します。なぜなら、人間は視覚や聴覚情報に大きく影響を受けるからです。パワーポイントを使ってプレゼンターとなる際には、あなた自身の身なりや表情にも十分に気をつけましょう。
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