長所の「切り替えが早い」を面接時にアピールするコツ

2017年12月20日2020年3月31日長所

長所として「引きずらない」と言う点をアピールする

自分の長所は「切り替えが早いところです」と自己アピールする場合、単にそれだけをアピールしたのでは「物事を深く考えない人物なのではないか」、「イージーミスが多いのではないか」、「仕事を変えやすい人物なのではないか」と言ったネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。切り替えが早いということはもちろんメリットでもあるのですが、それをアピールする場合には「しっかりと物事を良い方に捉えること、良くなる方向に思考をシフトチェンジできること”をアピールすること」が大切です。

同じような内容であっても相手にポジティブな印象を与えられる

仕事で失敗してもそこから学び、次のアクションをすぐに起こすことが出来る、怒られてしまってもへこんでやる気をなくすのではなく、すぐに気持ちを切り替えて新たなチャレンジをすることが出来ると言った具合にアピールすることによって、同じような内容であっても相手にはポジティブな印象として伝えることが出来ます。

長所を伝えるためになるべく具体例を挙げる

切り替えが早いということを長所としてアピールする場合、漠然と「私は気持ちの切り替えが早いので、状況を問わずスムーズな仕事や人間関係構築が出来ます」などと表現するよりも、「具体的な例を挙げてアピールする」と言う方法をとった方が印象を良くすることが出来ます。また、適切な状況を例とすることにより、自分と言う人間を高く評価してもらうための分かりやすいアピールに換えることも出来ます。

「学生時代、試験日程の初日に体調不良で思うような出来にならないことがあったが、すぐに気持ちを切り替えて体調回復に努め、翌日以降の試験でしっかりと挽回することが出来た」と言う具合に、具体的ななるべく具体的な例を挙げるようにしましょう。

具体例の中にも失敗の内容や理由対策を交えてアピールする

具体例を挙げ、失敗の内容、理由、対策を交えてアピールする、あくまでも“そこから学んだ、気づいた”というスタンスを取ることで、失敗も無駄にはしないという点をアピールできる。

仕事をするうえで重要な事は、失敗をしないことではなく「失敗から学びより高い次元の結果を出すこと」です。失敗を引きずり後々まで影響を及ぼしてしまう可能性の高い人物に魅力を感じる採用担当者は少ないため、「すぐに気持ちを切り替えてリカバーできる」と言う点をアピールしましょう。

長所を伝えるには「ポジティブシンキング」であることを強調

「切り替えが早い」と言う長所は、受け取る人によってはマイナスなイメージを強く持ってしまう可能性があります。例えば、「以前、アルバイトでこんな失敗をしてしまったが、すぐに気持ちを切り替えて楽しく働いた」と言った内容の場合、単に「失敗を気にしない性格」、「嫌な事から逃げる性格」と評価されてしまう可能性もあります。

早く自己を成長させることが出来ると言ったニュアンスの内容にする

失敗した原因は何かを考え、そこから改善策を見つけるために切り替えを早くすることを意識している、1つの失敗が連鎖的な失敗を招くことの無いよう、例え失敗してしまってもすぐに冷静に理由を分析して対応できる。と言った形でアピールしていくようにすると効果的です。あくまでも、「気持ちの切り替えが早いことにより、より早く自己を成長させることが出来る」と言ったニュアンスの内容にすることが大切です。

切り替えが早い事を長所とするには具体例を挙げそのメリットも伝える

「切り替えが早い」と言う性格は、長所としても魅力的ではあるのですが、時として短所として受け止められてしまう可能性もあります。面接でその性格をアピールする際には、具体的に切り替えが早いことでこんなメリットがある（あった）と言った内容でアピールすることが大切です。なるべく具体的な例を挙げ、「問題（失敗など）に対して、切り替えが早いことでこんな対応をすることが出来る（た）」と言った内容を心掛けてください。

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