図書館で働くにはアルバイトが近道!資格の必要性と仕事の魅力
図書館で働くにはどんな資格がいる?
図書館で働くには、どうすればいいのでしょうか?本が好きで図書館で働きたいと考える人は、図書館で働く資格をどうやって手に入れるべきなのでしょう?図書館で働く資格の取得方法を確認します。
資格には図書館法で定められている司書や司書補がある
図書館で働く資格と言えば司書。司書とは、都道府県や市町村の公共図書館等で資料の選択、発注及び受け入れなどを行う専門的職員の事です。
司書や司書補になるための資格は、司書講習の受講で取得できます。また、そのほかにも、大学や短大で単位を履修すれば資格を取得する方法もあります。ただし、図書館で働く資格=司書だからといって、単に資格を取っただけでは不十分であるケースがあります。
司書として活躍するには、自治体の採用試験を受けて図書館に配属されないといけないのです。
司書は資格名ではなく職種名を表す場合が多いので注意
図書館で働くには、司書という資格を有するべきと見ましたが、一つ注意点があります。
それは、司書が資格の名称を指すのではなく、職種の名称を指す場合の方が多いという点です。図書館法では、「司書になるための資格」が定められていて、図書館で働く職員全般を「司書」と呼ぶのです。
こちらは、あくまでも余談です。本文では図書館で働く資格(職員)=司書として、広い意味で用いるのでご留意ください。
図書館で働くには資格がなくても大丈夫?
先ほど、図書館で働く資格「図書館司書」についてご説明しました。以前から知っていた人は、図書館で働くには「図書館司書」の資格が必須と考えている方は多いのではないでしょうか。
図書館司書の資格がなくてもアルバイトは出来るのか見ておきましょう。
「図書館司書」がなくてもアルバイトOK
もちろん資格があったほうができる仕事の幅が広がり、その分待遇も変わってくるようですが無資格でもアルバイトをすることはできます。豆知識の一つは「図書館司書」の資格がなくてもOKです。
図書館で働くには、資格は絶対必要なワケでないのです!
ただし、資格があると仕事の幅が広がる!!
図書館で働くには、資格がなくても大丈夫だと確認しました。にもかかわらず、資格取得を目指す人がいます。なぜなのでしょうか?
図書館司書の資格を持っていると、できる仕事の幅が広がるからです。図書館司書の資格があるとできるひとつが、新書の受け入れ作業です。図書館アルバイトは図書館に新刊が届くと、その一冊ずつにバーコードを貼り、利用者が検索する用にバーコードをパソコンへの入力作業が行われます。
また資料の整理などは司書の第一の仕事となります。無資格の場合はバーコード貼りや貸し出し・返却の際のカウンター業務や、返却された本をもとの位置に戻すといった仕事が多いようです。
図書館で働くには、資格がなくても大丈夫ですが、図書館で働く資格(司書となる資格)を取得すれば仕事の幅が広がるという部分を覚えておきましょう。
アルバイトであっても資格の有無で報酬に差が出る
ここで押えておきたい豆知識です。図書館司書の資格があれば報酬面で優遇される施設が多く、アルバイトでもそれなりの収入を得ることができるようです。
無資格の場合はできる仕事が限られるため、高額の報酬は期待しないほうが良さそうです。図書館司書の資格の有無でアルバイトの報酬が違うは大事な豆知識です。
図書館で働く資格「図書館司書」を取得した方が有利
図書館司書の資格があれば時給は900~1500円程度が相場となっているようです。無資格の場合はそれより低くなります。実際に図書館で働いてみて、意外と体力勝負でハードだった、静かな雰囲気に気疲れしてしまったという声もあるようです。報酬と自分が求めるやりがいのバランスを考えたうえで応募したいですね。
図書館アルバイトはイベントの裏方作業も
図書館司書にはわたしたちに見えないところでの仕事もあります。図書館利用者のニーズを把握し、どのような新刊をそろえるのが良いのか検討するということです。専門性の高い図書館では、その専門分野の知識も多少なりとも必要となります。
また子供の利用が多い図書館では絵本やの読み聞かせやイベントの企画であったり、書籍ジャンルを整理してその時にタイムリーな特集を企画したりするのも裏方の仕事として重要なものとなっています。豆知識としてこの情報は取っておきましょう。
図書館で働くには、ただ黙々と作業する事を好む人よりも、企画力を有する人の方が良いといえるかもしれません。
図書館アルバイトは私語厳禁
図書館でのアルバイトは基本的には本が好きな人であれば第一段階はOKです。しかし、利用者の私たちからはわからないほど、けっこうハードワークな一面もあります。図書館で働くには、そういった難しい側面も知っておく必要があります。
体力面も求められ、動き回るパートのところもありますし、なにしろ私語のおしゃべりは一切NG。仕事中とはいえ、長時間静かな雰囲気にいるのは苦手という方には不向きかもしれません。図書館で働くには、本が好きという気持ちだけでなく、ある種の適性(性格)も求められるのです。
「司書」の資格を取得すると便利だが、図書館で働くにはアルバイトから始めるのもアリ!
図書館で働くには、どうすればいいか見てきましたがいかがでしたか?図書館で働く資格、図書館司書という職種があるのが分かりましたね。
今回紹介した豆知識から見ると、やはり図書館でアルバイトするなら「図書館司書」の資格がほしいですね。ただし図書館のアルバイトはやる気と適性があれば資格がなくても働けます。どのお仕事でも大変なことはありますが、図書館ならではのポイントもいろいろとあるようです。
図書館で働くには、何よりも本が好きという条件が欠かせません。本が好き、人と関わるのが好き、整理するのが好き、いろんな要素はありますが当てはまるという方はきっと働きやすく楽しい職場になるでしょう。豆知識を押えてアルバイト探しをしてみてください。
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