歓迎会のお礼をメールで伝える場合のポイントと文例
お礼を口頭で伝えるのが基本のビジネスマナー
歓迎会を催してもらったら、翌日、もしくは次の出勤日に、お礼を口頭で伝えるのが基本的なビジネスマナーです。小さな部署なら参加者全員に、大きな部署でも、最低限、直属の上司と幹事役の人、デスクの近い人には「昨日はありがとうございました」と、直接伝えるようにしましょう。
直接伝えることが難しい相手にはメールが最適
先ほどは、お礼は基本口頭で伝えるのがビジネスマナーと紹介しました。しかし、どうしても直接伝えられない人、タイミングもあったりします。
そのような場合には、メールを使って歓迎会のお礼のメールを送るようにしましょう。
歓迎会のお礼メールのポイントと文例①上司・上長宛
歓迎会のお礼メールについて、例文を2種類紹介します。1つ目は「直属の上司や上長宛のお礼メール」です。ポイントと文例を合わせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
歓迎会での上司のスピーチ内容を盛り込む
【ポイント】
歓迎会ではまず100%、直属の上司や上長の挨拶があるでしょう。ですから、「そのスピーチの内容を盛り込む」のが、お礼メールを作成する際の大きなポイントになります。さらに、そのスピーチの内容を受けての「今の決意」を加えると、印象がさらに強まるでしょう。
【例文】
「昨日は皆様ご多忙にもかかわらず、私(私たち)のために心のこもった歓迎会を開いていただき、ほんとうにありがとうございました。
部長より頂戴いたしました「仕事においては常に、自分には謙虚、人には正直であれ」というお言葉を糧に、仕事に邁進して行く所存です。
一日も早く戦力になることができますよう、一つ一つの業務に専心いたします。
ほんとうにありがとうございました。
メールにて失礼ながら、取り急ぎ御礼まで。」
歓迎会のお礼メールのポイントと文例②幹事役宛
歓迎会のお礼メール、2つ目の例文は「幹事役宛」です。 歓迎会などの社内行事では、実は上司や上長よりも、幹事役の人に気を使わなくてはなりません。事前の準備から当日の進行、仕切りまで、幹事役こそ「もっともお世話になった人」だからです。それでは、ポイントと例文を合わせて紹介します。
もっともお世話になった人にはその日のうちにメールを
【ポイント】
上司や上長宛は翌朝でかまいませんが、幹事役の人には、できれば会が終わった後、その日のうちにメールを送るといいでしょう。 歓迎会ではお酒が入ることが予想されます。酔って乱れた文章、おかしな文面になってはいけませんから、事前にお礼メールのひな形と作っておくことをおすすめします。
【例文】
「本日の歓迎会、ほんとうにありがとうございました。
緊張しながら会に臨みましたが、○○さんのおご配慮により、すぐに雰囲気になじむことができました。
また、部長を始め、諸先輩から貴重なお話を多数伺うこともでき、楽しく充実した時間を過ごせました。
今のこの感謝の気持ち、感激を少しも早くお伝えしたく、メールをさしあげたしだいです。
ほんとうにありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。」
歓迎会のお礼をメールで伝える際は文例を参考に感謝の気持ちをこめよう
歓迎会のお礼を、メールで伝える際のポイントと文例を紹介してきましたが、いかがでしたか?役員や部長などの上長にお礼を直接伝えるのがむずかしい場合もあります。また、直属の上司が翌日出張や休みで会う事ができないケースもあります。
その時、役に立つのがメールです。また、幹事役の人には特にお世話になったのですから、少しでも早くお礼を伝えるべきでしょう。紹介した文例を参考にビジネスメールとしてお礼メールを作成してみてください。ただしお礼メールを作成する際、文例はあくまでも文例として、自分なりの言葉でも書いてくださいね。ビジネスマンとしてマナーはしっかり守りましょう。
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