警察官の仕事が”激務”と言われる3つの理由

2016年12月6日2020年3月31日警察官

警察官の仕事が激務な理由①：勤務時間が長い

警察官の仕事が激務だと言われる理由はいろいろありますが、その中でも勤務時間が長い、変則的であるという点があります。警察官として仕事は多岐に渡りますが、例えば交番勤務の場合、当番＝休憩をはさみながらの24時間勤務があります。その翌日に非番＝休みなどが入りますが、24時間連続で仕事をするというのは、やはり激務といえるでしょう。

事件が起きたら休みを返上して仕事をしなくてはならない

また、休憩が間に入りますが、ひとたび事件が起きたりすれば、警察官である以上、休憩を返上して仕事をする事もあります。場合によっては仕事が終了の時間になっても、そのまま継続して仕事を続ける事もあります。そういった勤務時間の長さは、警察官の仕事が激務といわれる理由となるでしょう。

激務ではありますが、緊急時に対応するのが警察官の仕事であるのも事実です。激務でありつつ治安の維持などのためには欠かせない仕事といえるのです。

警察官の仕事が激務な理由②：体力がいる

警察官の仕事が激務だといわれる理由に、体力的にきついという事があります。警察官はいざ事件が起きた時には、天候などに関係なく捜査を行うのが仕事です。炎天下や雨の日の捜査やパトロールは体に負担もかかり、仕事内容としては激務といえる理由となるでしょう。

不定期な勤務形態や仕事の忙しい毎日は体に大きな負担

また、警察官の仕事は、何も事件がなくても普段から激務です。警察官は普段の勤務も、夜遅かったり、朝早かったり、と不定期です。普通の人が眠っている時間には、すでに仕事をしていたりする職場というのは、激務と言わざるを得ません。

さらに事件が起きた場合には、休日を返上して仕事をする事もあります。そんな日が続けば、溜まった疲れをとる暇もなく次々と仕事をこなす必要があり、体に大きな負担がかかる激務といえるでしょう。

警察官の仕事というのは、体力的に大きな負担がかかります。その激務をこなせる体力があるかという事は、警察官として絶対必要な事でもあるのです。

警察官の仕事が激務な理由③：精神的にキツイ

警察官の仕事が激務といわれる理由には、精神的に非常にきついという理由があります。警察官は犯罪者を取り締まるのが仕事でもありますが、その際には大きな精神的負担がかかる事もあり、激務であるといえるでしょう。

犯罪の現場は、当然緊張を強いられますし、万が一の場合は命の危険もあります。そういった状態で仕事をする警察官は、精神的に負担を強いられるほどの激務なのです。

大怪我の被害者や錯乱している相手とも冷静な対応が求められる

また、警察官は犯罪被害者と接する機会も当然多く、そういう時には適切な対処が必要となります。場合によっては、被害者は大怪我をしていたり、精神的に錯乱していたりというケースもあります。しかし、どのような犯罪現場でも冷静さを求められる警察官の仕事というのは、精神的にも非常に厳しく激務となるのです。

警察官の仕事が激務といわれる理由の大きなものに、この精神的な負担があります。あらゆる状況でも対応する事ができる精神的な強さというものが、警察官の仕事には非常に重要なものとなるといえるでしょう。

警察官の仕事が激務な理由は「時間・体力・精神面で過酷なため」

警察官の仕事が激務だと言われるのは、時間的なものに加え、体力的、精神的にも非常に大きな負担がかかる事が理由といえます。トータル的に見ても大変きつい仕事ではありますが、社会に欠かす事が出来ない職業が警察官という仕事なのです。その仕事に就く際の激務と大変さはとても大きなものですが、それだけ重要で価値のある仕事といえるでしょう。