履歴書に書く職歴が多い時のポイントと注意点
履歴書の職歴欄の基本的な書き方とは?
職歴は、履歴書の職歴欄に記入します。履歴書の職歴欄の書き方は、古い勤務先から時系列に沿って書いてください。
このとき、学歴欄の入学日と卒業日と同様に入社日と退社日を記入します。ですから、一つの勤務先に対して、二行の欄を使用してください。これが基本的な書き方です。
履歴書欄外へのはみ出しはNG!職歴が多い際も注意
職歴欄の行数やスペースは決まっているので、職歴が多い場合、すべての勤務先が欄内におさまらないということがあります。履歴書の書き方マナーとして、欄外にはみ出して書くのはNG!間違えると選考が不利になる可能性もありますよ。すべての勤務先が欄内におさまらないときには、一部の職歴を省略して書くようにしてください。
職歴が多いときの、職歴の省略の仕方と履歴書の書き方には一応決まりがあるのでそれを参考に、どの勤務先を省略するのかを決めるとよいです。書き方に対して意識が低いと発生しやすいミスなので気を引き締めて、選考の不利にならない履歴書を作成しましょう。
職歴が多い場合は古い勤務先よりも直近の勤務先を書く
職歴が多いときの職歴の書き方の一つ目が、古い勤務先から省略するということです。
一般的に、応募する企業は、過去の勤務先でも現在に近い勤務先での業務や評価を重視します。たとえば、十年前はエンジニアとして勤務していても、直近の勤務先では営業職として働いていたのなら、営業としての能力を重視してあなたの採用の可否を決めるということです。営業の仕事をしていた人が、エンジニアの職歴のみを書いたら不利になるのは当たり前ですよね。
ただし最初に勤めた企業は履歴書に書くべき
このように、職歴が多いために省略する必要があるときには、古い勤務先から省略しましょう。ただし、最初に勤務した企業の名前は書いておきましょう。新卒採用で勤務した企業のことです。
これを履歴書に書かないでいると、学生から社会人になる期間の経歴にブランクがあるように見え不利になる可能性もあります。また、長く勤めた企業については古くても省略せずに書いてくださいね。
履歴書には応募先企業にアピールしたい職歴を書く
職歴が多いときの職歴の書き方の二つ目が、応募先企業に関係のある勤務先を中心に書くことです。たとえば、応募先がアパレル関連の企業だったら、自分の職歴の中でアパレル関連の企業を特に並べて書きます。
また、営業職の募集に応募するときには、自分が営業職として働いていた企業を職歴欄に記入してください。
「エリア責任者として働く」というような書き方で印象アップ
このとき、企業名を書いた次の行に「営業部所属」や「エリア責任者として働く」というような書き方で一言添えておくと、応募先企業にあなたの経歴やスキルをアピールすることができます。
デザインやライターなどの特別なスキルが必要な業種や、医師や薬剤師など資格・免許が必須の求人に応募するときにも、それらのスキルや資格を生かして働いた職歴を職歴欄に書いておきましょう。
職歴が多い場合は履歴書では省略して書く!ただし最初に勤めた企業と長く務めた会社は書くべき
職歴が多いときには、応募先企業にアピールしたい職歴から履歴書に書くとよいです。自分の職歴と、応募先企業に接点がないときには、古い勤務先よりも新しい勤務先、または勤務した期間が長い勤務先から書くようにしてください。
履歴書の書き方で、印象も大きく変わってきます。場合によっては不利になる可能性もあるので、なるべく好印象を残せる書き方にしていきましょう!
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