社会人が持っておくべきハンコの種類3つ~いざという時に困らないために用途別に紹介~
社会人として覚えておきたいハンコの種類
新社会人になって、様々な契約を交わす機会が非常に増えます。銀行口座の開設、住宅の賃貸契約、契約書など使う機会が多いでしょう。ハンコにも種類があり、用途によって使い分けれと良いです。
そんな社会人に必要なハンコには、3種類があります。つまり、社会人になったらハンコを3種類使い分けなければならないのです。また、実はハンコには大きさもありますので、男性・女性で適切な大きさを選びましょう。いざという時に困らなくて済むように、きちんと知識として蓄えておくと良いです。
社会人に必要なハンコ①:実印
実印とは、市役所などで自分の姓名が彫られている印鑑を正式に登録したものをいいます。実印の用途としては、重要な契約や自動車購入、公正証書の作成など、法律や社会的義務を負う際に使われます。実印は一番重要なハンコといえるでしょう。
実印を作る際のハンコの大きさですが、実印はできるだけ大きい方が良いとされています。男性は18.0mm、女性は15.0mmが多いようです。必ずこの大きさでなければならないということではないので、目安として覚えておいてください。
社会人に必要なハンコ②:銀行印
銀行印とは、その名の通り銀行などの金融機関で使われるハンコ指します。普通預金などを目的として、銀行で新しく口座を開設する際に必要となります。実印をそのまま銀行印として利用することも可能ですが、万が一盗難などに遭ってしまった場合に悪用されるリスクがありますので、もう1種類を作って、実印と分けて使用するのが良いでしょう。
銀行印のハンコのサイズですが、自分の持っている実印と同じ大きさは避けて少し小さめが良いです。一般的には、男性は13.5mm、女性は12.0mmが多いようです。実印と銀行印とでは、ハンコの書体と大きさを変えて、悪用されるリスクを抑えましょう。
社会人に必要なハンコ③:認印
認め印とは、印鑑登録をしていない一般的なハンコのことをいいます。実際の使用頻度でいくと、認印が一番多いでしょう。簡易的な書類作成時や、上司から確認を頂いたものだと証明する際に使われます。社会人であれば、カバンの中やすぐ取り出せる範囲で身に付けておきたいハンコです。
認印の大きさは、上記の2種類のハンコより小さいものにしましょう。一般的には、男性は12.0mm、女性は10.5mmが多いようです。
認印といえども、上記の2種類のハンコの次に大事になりますので、紛失などには注意しましょう。
普通にお店で売ってあるシャチハタも持っておくと良い
100円ショップや文房具屋に売ってある、シャチハタも社会人として持っておくと良いです。シャチハタは内部にインクが入っているので朱肉を必要とせずに、その場で簡単にハンコを押すことができるので大変便利です。
しかし、シャチハタは実印と銀行印としては使用できませんので、注意してください。シャチハタは主に、認印や郵便物の受け取りなどで使用しましょう。
ちょっとした場面でスマートにハンコがおせると、時間効率も良くなります。
社会人が用意しておくべきハンコには「実印・銀行印・認印」の3種類がある
ここまで、社会人が用意しておくと良いハンコの種類についてみてきましたがいかがでしたか。全てに同じハンコを使っているようにみえて、実は用途によって使い分けているのです。使い分けることで、万が一の事態でも悪用されるリスクを減らすこともできるでしょう。また、男性・女性で適切なハンコの大きさがありますので、作る時には前述のサイズを参考にしてみて下さい。
新社会人になる皆さんは、いざという時に知らなかったなどと焦ることのないように、あらかじめきちんと準備しておきましょう。
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