内定者懇親会でのビジネスカジュアルの着こなし術
内定者懇親会のカジュアル度のOKラインとは
まず、内定者懇親会とは、企業側が開くものです。
内定者懇親会は内定者同士の親睦を深める、という面もありますが、居酒屋でサークルの親睦会をする事とは、全く意味が違います。
それを踏まえれば、内定者懇親会での「カジュアル」の許容度も、ある程度想像がつくでしょう。
実際の所、ビジネスカジュアルについて、明確な規定は無いのですが、しかし「明確なNG」は存在します。
ビジネスカジュアルの男性と女性に共通するNG項目
最初に、男性と女性に共通する、ビジネスカジュアルのNG項目を挙げます。
■露出が多い
■派手な色合いのコーディネート
■素足(靴がサンダルやミュール等で)
■清潔感が無い
■完全にカジュアルである
以上が、内定者懇親会に限らず、ビジネスカジュアルとしては避けるべき点です。
では具体的に、どのような服装がビジネスカジュアルと呼べるのか、男女別にご紹介しましょう
男性のビジネスカジュアルの着こなし術
内定者懇親会のカジュアル度のOKラインはおわかりになりましたでしょうか。次に男性のビジネスカジュアルの着こなし術をみていきましょう。
着こなしはビジネスカジュアルの基本であるジャケットとパンツを
男性のビジネスカジュアルの基本は、やはりジャケットとパンツです。
この場合、ノーネクタイでも構いませんが、ただし、ジャケットの下が、パーカーや柄Tシャツでは、カジュアルに過ぎます。
内定者懇親会の着こなしとしてシャツは襟付きの物にし、着崩さないようにします。裾出しも、勿論いけません。
パンツはチノやコットンが良いでしょう。ジーンズは避けた方が無難です。
スニーカー・短い靴下はNG
靴は、ビジネスシューズで無くても結構ですが、スニーカーは止めて下さい。
ブーツもお勧めはできません。無難なのは革靴でしょう。また、チノパンには、スエード素材の靴等も似合うでしょう。どの靴にしろ、靴下は履きましょう。
素足の部分が見えるのは好ましくないので、スニーカーソックスの様なタイプの、
短い靴下も避けるべきです。これらは、内定者懇親会に限りません。
なお、全体的な事としては、ゆったりしたシルエットは、カジュアルの印象を与えがちです。
体のラインにフィットした物を選ぶのがベターと考えて下さい。
女性のビジネスカジュアルの着こなし術
男性のビジネスカジュアルの着こなし術はおわかりになりましたでしょうか。最後に女性のビジネスカジュアルの着こなし術をみていきましょう。
着こなしとして派手な色合いは避ける
内定者懇親会の着こなしとしてボトムスは、スカートならば膝丈のものが良いでしょうし、またパンツは、スーツのセットの物を流用しても構いません。
クロップドパンツも、色の落ち着いた物であれば違和感は無い筈です。
最初にも述べましたが、派手な色合いは避けた方が無難です。
上着を脱いでも差し支えない、ブラウスやシャツを選んでおきましょう。
それにジャケットかカーディガンを羽織り、温度調節が可能なようにしておいた方が良いでしょう。
スカートにしろパンツにしろ、必ずストッキングは着用して下さい。靴は、パンプスが無難です。
ミニスカートやジーンズはNG
女性の場合は、男性より、選べるアイテムのバリエーションが多いと言えます。
ファッションの幅が広い分、迷うでしょうが、ここはあくまで内定者懇親会の場です。
それを考え、相応しいものを選びましょう。まず、明らかに避けた方が良い物を挙げます。
以下の物は、ビジネスカジュアルとしては、好ましくありません。
■丈の短いボトムス(ミニスカート、ショートパンツ)
■ジーンズ
■露出度の高いトップス(キャミソール、タンクトップ)
■生足
■サンダル、ミュール
以上です。これらのアイテムは、例えジャケットと組み合わせていたとしても、カジュアルが勝ち過ぎます。
目立たないビジネスカジュアルが内定者懇親会での着こなし
内定者懇親会に着ていくビジネスカジュアルの着こなし術についてみてきましたが、いかがでしたか。
ビジネスカジュアルに決まりはありません。
それぞれのオフィスによっても、NGラインや許容度は違います。
ただ、内定者懇親会で、その許容度をはかる必要もない筈です。
ここは、「ビジネスをややカジュアルダウンした」程度の感覚で、一般的にOKとされるスタイルでいくのが無難でしょう。
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