ライバルの存在によって成長する人の共通点
ライバルの存在によって成長する人の共通点とは?
「自分ひとりでは、くじけていたかもしれないけれど、ライバルの存在があったから成長できた!」
というようなことを言っている人を見たことはありませんか?
実は「ライバルの存在があったからここまで来れた」と語る人にはある共通点があるようです。
共通点①:ライバルの存在をモチベーションにできる
ライバルがいること成長する人の共通点、一つ目は「ライバルの存在をモチベーションにできる」という点です。
一人だと張り合いがないことでも、ライバルがいれば
「あいつに負けたくない」
「あいつも頑張っている」
など、自分をふるいたせるキッカケになるのでしょう。ライバルの存在が「頑張り続けるエンジン」となるのですね。
共通点②:独自性を養成している
次の共通点は「独自性がある」ということです。
ライバルがいて、一番強く思うのが「勝ちたい」という気持ちです。
「勝つためには・・・」と様々な思考を繰り広げることでしょう。ライバルと同じことをやっていたのでは、圧倒的な勝利を手にすることはできないはずです。
Apple創業者のスティーブジョブスの名言に
「美女にライバルがバラを一〇本贈ったら、君は一五本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ」
という言葉があるように、ライバルに勝つに為には「バラをバラで返す」のではなく「自分なりの独自性」が必要になります。
ライバルに勝ちたいという思いが、自分自身の独自性を促進して、成長につながるのですね。
【出典】スティーブ・ジョブスより
共通点③:ライバルの存在が油断を断つ
3つ目の共通点は、自分自身に芽生える「油断を断つことができる」ということです。
常にライバルの動向を気にし、負けじと準備し続ける。そういった姿勢を保つことで、油断から身を守っているのです。
一人だと、自分自身しか比べる対象がないですが、ライバルの存在があることで常に「成長しなくてはならない」という意識になるのでしょうね。
理想のライバルは「自分に似ている人」が良い
ライバルと切磋琢磨することで成長できる人は、どのような人をライバルと考えているのでしょうか?
実は、理想的なライバルに挙げられるのは「自分に似ている人」である場合が多いのです。それには深い理由があるようなので、紹介していきます。
似ている人がライバルだと言い訳できない!!
あまりにも自分と異なる人をライバルに想定すると、負けた時の言い訳につながってしまうことがあります。
「あの人の方が有利な環境だから負けても仕方ない」と、言い訳していてはライバルの意味がありませんよね?
年齢や社会的ステータス、境遇など、どこかしら似ていると思える人をライバルにすると良いでしょう。
そうすることで、自分の中から「言い訳」「逃げ道」そういったものが消え去りある種の「追い込まれた状況」を作り出すことができるのです
自分と似ている人、似た境遇を体験してきた人、負けても言い訳のできない相手こそが、理想的なライバルと言えるのです。
「人物」以外がライバルである場合もある
上記のように、自分に似ている人をライバルの存在と位置付けている人も多いでしょう。
しかし、中には「人間」をライバルと考えていない方もいるのです。それはどういったことなのでしょうか?
「目標到達」のために邪魔なモノすべてがライバル!!
2015年に亡くなられた任天堂の岩田聡社長は、
「お客様の興味関心と時間とエネルギーを奪い合うすべてのものがライバルだ」という有名な言葉を残しています。
これは、自分の目標に対して邪魔するもの「時間」「人間」「環境」など全てをライバルとして「あらゆる困難に負けない」という意思表示でもあります。
この場合は「ライバルに勝つ」ためではなく「自分に勝つ」ということがモチベーションになっているのでしょう。
大きな意味での「ライバル」は、結局のところ、自分の中にいるのかもしれませんね。
ライバルの存在によって成長する人は相手にも・自分にも負けない人!!
いかがでしたか?
ライバルの存在によって成長する人の共通点などを紹介してきました。
やはり、ライバルの存在は自分を奮い立たせるものなのですね。
強い気持ちを持つ人は「ライバルに負けない」という気持ちと同時に「自分にも負けない」という想いがあるのでしょう。
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