ブラック企業は鬼畜!?厳しい休日事情【GW・年末年始など】
ブラック企業の休日事情①:GWも休みなし
消費税の増税や円安など社会情勢が変わると当然、羽振りの良くなる企業と反対に苦しくなる企業が出てきます。状況が苦しくなってきた企業はどうしても従業員に無理を言うようになり、周囲の人が羽を伸ばしている休日も出勤しなければならないような事態に陥ります。
資料作成や研修をあえてGWにあてる
新入社員にとって初めてゆっくりとくつろげそうなゴールデンウィークでさえ、容赦なく休みを減らしていく企業も実際に存在します。
・他社が営業しているからと休みにしない
・休み明けに提出との条件で資料等を作成させる
・時間が無いとの理由でその期間に研修を行う
などいろいろなケースがあるようです。楽しみにしていたゴールデンウィークの計画を全てキャンセルする羽目になってしまうのは精神的にも堪えると思います。
ブラック企業の休日事情②:年末年始も関係ない
年末年始の休みを有給休暇で取るように会社から指定されたらどう思いますか?有給休暇は勤務すべき日に働かなくても賃金を請求できるものですから、会社全体が休んでいる日に使う必要はありません。有給休暇でしか認めないと強制する会社はブラック企業と呼ばれても仕方がないでしょう。
ただしサービス業などは年末年始が稼ぎ時の場合も
ただし、サービス業などの場合、稼ぎ時であり、休みを取りたがる従業員の多い年末年始は非常に厳しい期間です。労働基準法では年末年始の休日に関する規定はないので、無理を言う経営者や責任者が多いのかもしれません。
しかし正月は帰省し両親や祖父母、親戚、旧友と会ったり、家族サービスができる数少ないチャンスでもあります。そうしたことを理解して一人一人の負担をできるだけ少なくし、無理のない営業を続けようとする姿勢の企業には好感が持てます。
ブラック企業の休日事情③:年間休日が少ない
就職の条件として週休二日でGWと盆休み、年末年始にまとまった休みが欲しいと考える人は多いと思います。経済が完全に上向きであるとは言えない現在、業種によって年間休日の日数にはかなり開きがあります。企業を相手に商売をしているか、個人を相手にしているかでも、営業日数に差が出るようです。
年間休日数が100日未満ならブラック企業の可能性大!
優良企業の年間休日数は120日以上といいますが、ブラック企業の場合は100日を切っていて、長期休暇はまず望めないようです。
正当な理由があって休みたい場合はきちんと上司に話をし、それでも理解を示してもらえない場合は、厚生労働省の相談窓口に連絡しどのように対処すべきかを相談してみても良いでしょう。
他に問題点が見当たらず、休日の日数だけが問題な場合、「その企業から学ぶべきことがあるか」「将来自分にとってプラスになるか」「多少我慢してでもやる価値のある魅力的な仕事かどうか」を見極め、じっくり考えて答えを出すのも一つの方法です。
ブラック企業からの転職はエージェントを使おう
いろいろと考えた結果、転職という結論を出すこともあると思います。その際に意識したいのが、転職エージェントの利用。これには理由があります。ブラック企業を辞めたいと考えている人も、入社前はブラック企業だと思って入ったわけではありませんよね。企業がブラック企業がどうかを外から見極めるのは大変難しいのです。その点、転職エージェントは企業の実情を見ているので、ブラック企業への入社リスクを避けて転職活動ができます。とくに「就職Shop」は直接取材した企業だけを掲載しているので、なんとしてもブラック企業を避けたいという人には最適な転職エージェントです。
「GWに研修」「年末年始も出勤」「年間休日が100日未満」はブラック企業かも
確かに今のご時世では仕事を見つけるのは大変かもしれませんが、あまりにも休みの日が少ない企業はいかがなものでしょうか。
従業員の意欲にも繋がるゴールデンウィークなどの長期休暇や年末年始も休みなしで働かなければならない企業。年間休日の日数が100日未満で、GWや年末年始の休みは有給申請を命じられる企業。
貴方の会社がもし当てはまるならブラック企業の恐れがあります。働く価値があるのかどうか、どのように判断し行動するかは自分次第です。
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