海外赴任や転勤の送別会で贈るメッセージのポイントと例文
海外赴任や転勤の送別会では誰が挨拶する?
転勤の中でも、海外転勤というのは大きな人事異動となります。そういった海外転勤者の送別会・壮行会は、盛大に開催されるものです。送別会での乾杯の前に挨拶・メッセージを送るということが多くなりますが、担当する人は決まっています。
送別会や壮行会での「贈る言葉」は上司が届けよう!
送別会の場で送る側からのメッセージとして上司からの言葉を求められることになります。海外赴任を激励する言葉がメッセージの本質ともなります。できるだけ具体的に述べると転勤者にも伝わりやすくなるでしょう。
以下に、上司の短めのメッセージと、代表の長めのメッセージを、おすすめの構成のものをご紹介します。ポイントとあわせて、参考にしてください。
海外赴任や転勤の送別会で贈る言葉のポイント①:乾杯前
海外赴任や転勤の送別会では挨拶・メッセージの機会が設けられています。
ここでは乾杯前の挨拶・メッセージのポイントと例文を紹介します。壮行会で乾杯前の挨拶をする方は、是非参考にしてください。
乾杯前の贈る言葉・メッセージの例文
【海外赴任する部下へ贈る言葉の例文~乾杯前~】
こんばんは。
○○君はこのたび、△△支社に転勤になります。 わたしも3年前には、アメリカへ赴任していました。その経験から学んだことをアドバイスとして贈る言葉としたいと思います。
それは 「現地の習慣や価値観、考え方」を知ろう、理解しようという気持ちが、とても大切だということです。相手を理解しようという気持ちをもって接すれば、時間はかかっても、必ず信頼関係を築くことができるでしょう。
△△における経験は、○○君の将来にとって大きな財産となります。応援していますので、頑張ってください。
それでは、乾杯いたしましょう。皆さん、ご唱和ください。 ○○君の○○での大活躍を祈念して、乾杯!
短いメッセージでも具体的なエピソードが大切
乾杯の前の短い挨拶・メッセージ具体的な内容にすることがポイントです。海外赴任や転勤となる方への激励の言葉、そして具体的なエピソードや、アドバイスというのも、心に残る挨拶・メッセージのエッセンスとなります。
海外赴任や転勤の送別会で贈る言葉のポイント②:代表者
先ほど、海外赴任や転勤の送別会における乾杯前の挨拶・メッセージのポイントと例文を紹介しました。ここでは代表者としての挨拶・メッセージのポイントと例文を紹介します。壮行会の中でもかなりの大役ですから、例文を読み込んで準備を完璧にしておきましょう。
代表者としての贈る言葉・メッセージの例文
【海外赴任する部下へ贈る言葉の例文~代表挨拶~】
ご指名をたまわりました、○○です。
ご存じのように、今回の海外支社創立は、わが社にとって海外進出の第一歩です。その支社の責任者という大役を、○○さんにお願いすることになりました。
○○さんは、経験と力量、そして統率力の面でも、絶対の信頼を置ける人材です。さらには、語学も2カ国語に通じています。
海外進出第一号の大役には最適任であると、皆が推薦した人事の結果が、今回の海外赴任です。
どうか、その能力を最大限に発揮し、力いっぱい采配をふるってください。 それでは、○○さんの前途に激励の杯を掲げたいと思います。みなさんご唱和ください。
紹介や激励といった要点を押さえておく
長めの挨拶の場合には、話の構成が曖昧になってしまいがちです。しっかりとした送別の挨拶となるよう、転勤する人の紹介、激励、といったポイントをきちんと押さえておくことを忘れないようにしましょう。
海外赴任や転勤の送別会で贈る言葉は、具体的なエピソードを交えた激励メッセージを!
今回は、海外赴任や転勤の送別会(壮行会)で贈る言葉のポイントと例文についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
海外赴任や転勤の送別会では具体的なメッセージで激励しましょう。海外赴任や転勤というのは、試練の多い新天地での業務となります。そのためエールの気持ちもこめて、ぜひ、海外赴任の送別会では心のこもった激励の言葉を贈りたいものです。
あなたからの挨拶で、更にやる気が増すような、今後の励みとなるメッセージで送り出しましょう。乾杯前にしても代表挨拶にしても、気持ちをきちんと伝えるのが何よりも大切です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません