【その切手で届く?宛先は大丈夫?】履歴書を郵送する際のマナー
履歴書を郵送する際のマナー~封筒と切手~
履歴書を郵送する際に必要なのが、封筒と切手です。封筒はどういった色やサイズがいいのか、切手はいくらのものを使用するのか、マナーをしっかりおさえておきましょう。
封筒の色とサイズについて
履歴書を郵送する場合の封筒の色は、白か茶色が基本です。中身が透けないよう加工された、二重の白封筒は、丈夫でもあるので安心です。その他の色は、避けた方が無難です。添付書類の関係で、白や茶色ではサイズが合わない場合でも、なるべく薄いブルーやグレーを選んだ方が良いでしょう。ただ、デザインやアート関係など、封筒選びからセンスを問われている、という相手の場合には、この限りではありません。
封筒のサイズについてですが、応募書類の履歴書とエントリーシートは、A4サイズが一般的です。それをそのまま入れられるよう、A4サイズ対応の封筒を選びましょう。封筒のサイズでいえば「角形2号」で、これは定型外となります。
切手について
角形2型の場合、定型の封筒の郵便料金である、82円切手や92円切手を貼らないように注意して下さい。
定型外の料金は、重さが50g迄であれば必要な切手は120円です。万全を期すのであれば、自分で量って切手を貼りポスト投函するよりも、郵便局の窓口で切手の料金を聞きその場で出す方が良いでしょう。
履歴書を郵送する際のマナー~宛先~
履歴書を入れた封筒の表書きのレイアウトは、通常の郵便物と同様です。郵便番号を枠内に記入し、あとは縦書きで、宛先住所(右端)と宛名(中央)を書きます。更に左端下部に、「履歴書在中」赤字で書き、ましょう。これはあらかじめ印刷された封筒もあります。このように内容物を表記することは、受け取る側への心遣いです。
宛先の宛名書きは敬称の付け方に注意
宛先の宛名書きでは、敬称の付け方に迷うことはありませんか?「御中」と「様」、一体どっち?と悩むかも知れませんが、基本は簡単です。
相手が団体であれば御中、個人であれば様、と覚えて下さい。応募書類の場合、受付窓口が人事部であれば、「〇○株式会社 人事部御中」となります。もし部署の、さらに誰宛てであるか、個人名まで分かっている場合は、「〇〇株式会社 人事部 (個人名)様」です。この際、会社や部署にまで御中をつけないよう、気を付けて下さい。
履歴書を郵送する際のマナー~送付書~
履歴書を郵送する封筒への記入作業が完了したら、あと一息頑張りましょう。用意するのは履歴書の送付書です。送付書とは、何を送ったかを、分かり易く記した物です。A4用紙1枚の書面で構いません。以下の内容を記します。
・宛名
・挨拶
・送付した物の種類
・差出名
履歴書や送付状はクリアファイルに入れて郵送する
その送付書と、履歴書やエントリーシート等、応募書類の一式を、クリアファイルに入れましょう。そうすれば、ある程度の水濡れや衝撃から、書類を守ってくれます。これを封筒に入れ、糊付けします。テープやホチキスで閉じてはいけません。
さらに、封をした箇所に、封字を書きます。「〆」や「締」、「緘」が一般的です。「確かに封をしました」という意味を持っています。これで完成です。
履歴書は郵送する前に切手や宛先をしっかり確認しましょう!
履歴書を書くだけでも大変なのに、封筒にまで気を遣わないといけないのか…と思うかも知れません。
しかし受け取る相手の気持ちを考えるのがマナーです。切手の料金不足は絶対に避けたい過ちです。宛先の書き方にも注意しましょう。
採用につながる第一歩として履歴書や送付状など書類を整え、良い印象を相手に与えたいものです。履歴書を郵送する場合は最後まで気を抜かず、丁寧さを心がけてみて下さい。
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