研修報告書の正しい書き方と例文
研修後に提出する報告書の意味を理解しよう!
まず、研修報告書の書き方と例文を紹介する前に、報告書という書類の意味をしっかりと把握しておく事が、正しい報告書を作成する上で最も重要なポイントです。報告書とは、携わった仕事に関する物の内、経過や結果など、企業側に申告しておかなくてはいけない各事項を書類の形に変えたものです。
ですから、目を通すのは基本、自身よりも目上の立場に位置する上司や経営者です。これらのポイントをしっかりと見据えた上で作成しましょう。では、今回は、研修報告書の正しい書き方と例文を紹介していきますのでしっかり身につけましょう。
報告書である以上は「正しい言葉遣い」で
研修報告書に関わらず報告書を作成する上で、用いる言葉遣いとしては、どのようなものが適切だと思いますか?例えば、友人や家族に当てるような手紙の文体はふさわしいかどうかと言えば、決してふさわしくありません。
あくまでも「仕事」という活動の上で作成する書類だからこそ、正しい敬語を用いた上で、目上の人に対して言葉を発することを意識しながら用いる言葉が最も正しい言葉遣いとなります。
基本的に、研修報告書に関わらず報告書は敬語から始まり、できるだけ堅い言葉や単語で文章を作る書き方にすべきです。ただし、硬い文章や言葉を使っているからと言って必ずしも良いという訳ではなく、報告書は、あくまでも読み手に対してわかりやすく丁寧に事業に関する進捗状況を報告する書類なのです。研修報告書を作成する際にもこの書き方に気をつけましょう。
報告書は「その人の今後を左右する」重要な書類
報告書は、単なる1枚の紙切れではありません。1枚1枚に、言葉を使って、自身が担当した事業の経過や結果を報告するという重要な役割を持つだけで無く、作成されたその報告書自体が、作成した人物を評価する材料として活用されています。ですので、報告書の正しい書き方は非常に大事となります。
報告書は「読み手の気持ち」を考えた書き方で
研修報告書を作成する際には、直属の上司など目上の立場の人の前で言葉を使って報告している場面を想定しながら作成すると良いでしょう。こうすることで、より内容の濃い、説得力のある研修報告書の書き方をすることができます。
新人研修後に提出する報告書【例文】
研修報告書は、実際にどのような文章で書き上げて提出するのが良いのか、研修報告書の書き方の例文を参考にしながら見ていきましょう。あくまでも、書き方の例文ですので、必要に応じて項目を付け加える等してみてください。研修報告書は新入社員にとって非常に重要だという事だけは忘れないで下さい。
研修報告書の書き方例文
1.所 属
2.研修名
○○○○研修
3.受講場所
○○○○センター
東京都千代田区ОΟО
4.受講期間
平成 年 月 日から平成 年 月 日
5.研修内容
1.ダイレクトマーケティング概要
2.ダイレクトマーケティング技法
-1インターネット利用
-2通販
-3テレマーケティング
3.グループ実習
-1グループ内での企画作成
-2企画案発表
-3講師による講評
6. 講習の成果/感想
報告書の書き方に関するスキルは早めに学ぼう
大抵の企業では、大学や専門学校など各教育機関を卒業して新卒で入社する人材に対して、企業内で必要となる様々な知識やテクニックをレクチャーする期間である新人研修を設けています。
新人研修では、社会人として活動する上で必要な全ての知識やテクニックを完全にマスターするまで特訓する為、この段階で、必要なものを全て習得できるといっても過言ではありません。
報告書の書き方は参考書などで習得しよう!
新人研修で報告書の書き方や作成に関するレクチャーを実施していない企業があったり、或いは、レクチャーはしていても、全て習得することができないまま研修が終了してしまうといった問題があります。
これらに遭遇した場合は、そのまま放置するのではなく、直属の上司や職場の先輩に報告書の書き方を尋ねたり、専門書などを参考に自分の力でマスターするように努力しましょう。
研修報告書は例文を参考に正しい言葉遣いで作成しよう
新人研修などでも報告書の書き方、作成に関するレクチャーが頻繁に行われている事からも分かるように、報告書は、単なる1枚の紙では無く、作成した人物の仕事に対する情熱や真剣さをも判断する事ができる重要な書類です。
ですから、研修報告書に限らず、報告書の書き方や作成に迫られたときには、必ず正しい書き方を実践しつつ、気持ちを込めて作成するように心がけましょう。例文を参考にして、心に響く書き方を意識し、研修報告書を書き上げましょう。
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