社員旅行の目的と開催する意義

2017年1月16日2020年3月31日社員旅行

社員旅行を行う目的

会社員として働いていると、社内イベントで忘年会や新年会、歓迎会などがあるでしょう。その中でも、大きなイベントとして『社員旅行』が挙げられます。現在、社員旅行には否定的な意見もありますが、会社が社員旅行を行うには、大きく分けて2つの目的があるのです。

目的①モチベーションアップ

社員旅行を行う1つ目の目的は、社員のモチベーションが挙げられます。日頃の仕事の疲れを、社員旅行を通して癒してもらおうという目的です。

高いモチベーションを維持することで、仕事の効率化を図っているのです。良い環境を作り、良き信頼関係を作る。その手段の一つとして、社員旅行があるのです。

目的②社内コミュニケーションの活性化

社員旅行が行われる2つ目の目的は、社内コミュニケーションの活性化です。社員同士の親睦を深めるために、観光や飲食をともにするという目的です。

コミュニケーションが苦手になってきた若者が増えてきたという理由もあり、社員同士がコミュニケーションをとりやすいように、社員旅行を企画している節すら感じられます。社員の苦手意識を克服するためにも、社員旅行の重要度が上がっているのです。

社員旅行に参加する意義

ここまでは、企業が社員旅行を行う目的について見てきましたが、それでも「どうしても参加したくない」という人もいるでしょう。

しかし社員旅行は、普段話さない同僚や上司との親睦を深められ、なおかつ”視察旅行”のように、貴重な体験ができる場でもあります。社員旅行は希望するだけで参加できるものでもあるので、しっかりと自分なりの意義を見出して有意義なものにしましょう。

意義①与えられた「昇進へのチャンスの場」

社員旅行に行く意義としては、まず自分にとって与えられた昇進へのチャンスの場であると言える点です。

普段あまり話すことのない人、例えば別部署の上司や取締役などの方々と親睦を深められ、なおかつ自分を売り込めるチャンスなのです。

今後の仕事にも、良い意味で影響を与えてくれる”チャンスの場”であるという明確な意義をもっていれば、社員旅行に参加するメリットも増すでしょう。

意義②とにかく楽しんでストレス発散

社員旅行に参加する意義の2つ目は、ストレス発散の場になるという点です。好きでもない上司や、面倒な人付き合いが24時間続き、仕事の延長のように感じてしまう気持ちもあるでしょう。

しかし、行けば行ったで思いの外楽しめるのが、旅行の醍醐味です。それに、会社としては労働者のことを、上司は部下のためを思って社員旅行を、と純粋に考えてくれているものですから、お言葉に甘えて目いっぱい楽しめば、それはそれで大きな意義になるはずですよ。

社員旅行の目的と参加する意義を確認して有用なものにしよう！

今回は、社員旅行の目的と意義についてご紹介しました。社員旅行は『社内コミュニケーションの活性化』『各社員のモチベーションUP』という2つの大きな目的を持っています。その目的を知ったうえで、自分なりに参加する意義を見出しておけば、社員旅行に対する考えが大きく変わるはず。社員旅行をチャンスの場として捉えて、宴会などをうまく利用できれば、上司との関係も大きく進展して昇進に繋がったりもするのです。社員旅行の目的と意義を知って、あなたにとって有意義な旅行にしてください。