飛び込み営業をおこなう際に必ず守るべきマナー3つ|相手を不快にさせない振舞い方
飛び込み営業自体は問題ないがマナー違反になる
家でくつろいでいた際に、突然チャイムが鳴り、約束もないのに営業マンが訪れてきた経験はありませんか?
これが俗にいう「飛び込み営業」です。飛び込み営業は法律などで禁止はされていませんので、営業マンがおこなうことに何も問題はありません。しかし、アポイントなしで家におしかけて、営業をおこなうことはマナー違反でしょう。自分がいきなり飛び込みで営業をすることで、相手の時間を奪ってしまっている点についてきちんと理解する必要があります。
営業はアポイントを取ってからおこなうのがマナー
基本的には営業は、アポイント(約束)をとりつけてからおこなうようにしましょう。アポイントは営業活動において、最も重要なマナーだといえます。
しかし、特に新人の営業マンは飛び込み営業をやらされる機会が多いでしょう。ですが、これは先輩からの嫌がらせではなく、「新人の時はとにかく数をこなせ」ということを伝えたいからです。営業は契約を勝ち取る仕事ですので、成功があれば失敗もあるのです。むしろ失敗するケースの方が多いでしょう。そうした失敗が度重なっても心が折れないように、新人の時に鍛えるのです。そこで鍛えられた精神が、後々の営業活動で役に立つとされています。
飛び込み営業をした際のマナー3つ
飛び込み営業は法律上問題はないが、マナーの面では違反しているとされるのであれば、どうすればよいのでしょうか。結論からいうと飛び込み営業をおこなっても問題はないです。しかし、それはマナーのある飛び込み営業の場合のみです。飛び込み営業自体マナー違反とされていますので、実際に相手と顔を合わせてから、話が終わる最後までの間でマナーのある振る舞いをしなければなりません。具体的に見ていきましょう。
①:飛び込み営業をしたことを謝罪する
マナー違反を起こしたのです。まずはきちんと謝罪をしましょう。「突然の訪問で申し訳ございません。私○○会社の△△と申します」などと、最初に謝罪をした後に必ず自分が何者なのかを明確に伝えましょう。いきなり商品や契約の話を持ち出すなど言語道断です。相手は自分が何者なのか知らず、知らない人が家に押し掛けてきた不安と警戒心で頭がいっぱいです。そういったマイナスな気持ちを少しでも和らげるために、冒頭で謝罪と自己紹介をおこないましょう。
②:横柄な態度は絶対に取らない
マナー違反をおかしてしているのはこちらですので、絶対に横柄な態度をとってはいけません。手を後ろで組んで片足立ちをする、ガムなどを噛みながら話す、大きな声を張り上げる、馴れ馴れしく話しかけるなどはやめましょう。社会人として、そして1人の大人としてどうなのかかと疑われてしまいます。迷惑をかけたのはこちらですので、常に下手な振る舞いで話をしていきましょう。
③:相手の気持ちを常に察する
飛び込み営業をして、きちんと謝罪をしてから話を進めようと思っても、受け入れてくれない人の方が多いです。その際は、相手の気持ちをいち早く察し、無理に粘ろうなどとは考えてはいけません。相手は興味がなく、早く帰ってほしいと思っているのです。それにも関わらず、強引に話を進めたり、ドアを閉めるのを足で阻んだりする行為は、場合によっては訴えられる可能性もありますので、気を付けましょう。
営業は相手も自分も気持ちよくおこなえるように心掛ける必要があります。
飛び込み営業のマナーには「まずは謝罪・横柄な態度は厳禁・相手の気持ちを察する」がある
ここまで、飛び込み営業のマナーについてみてきましたが、いかがでしたか。飛び込み営業は法律上問題はありませんが、マナー違反には該当します。様々な事情があっての飛び込み営業だと思いますので、最低でもマナーのある営業を心掛けましょう。できることなら、営業をおこなう際には事前にアポイントを取ることをおすすめします。
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