職場結婚による離婚のリスクと周囲への影響
職場結婚は「職場離婚」のリスクも要検討
ある調査では、約7割の男性が「職場離婚は面倒」と回答しています。職場離婚はどのような点で面倒といえるのでしょうか。それでは見ていきましょう。
周囲が腫れものに触るような扱いをする
「別れた後も顔を合わせる可能性があるのは辛い」
「離婚後は関係がギクシャクして面倒くさそう」
「出来れば離婚後はどちらかが転職する方がいいだろう」
「周囲が腫れものに触るような扱いをしてきた」
といった声があります。
周囲への気遣いが相当なものになる覚悟をしておいた方がいいでしょう。
職場離婚の後、周りは相当気を遣う
職場離婚した後、相手と顔を合わせるのは気まずいですよね。特に職場結婚を周囲に伝えていたのなら、尚更辛いです。
しかし、職場離婚は夫婦同じ職場ということもあり、周囲も相当気を遣うため、自分達だけではなく周囲への気配りというのも必要になってきます。
なるべく元夫婦同士を会わせないようにする
職場結婚は夫婦同じ職場であることから、職場離婚となった場合であっても最初は同じ職場で働くことになるでしょう。
職場結婚から職場離婚となった場合に、周囲はなるべく元夫婦同士を会わせないよう、配慮するものです。
また、夫婦だった者同士の会話ネタも避けるでしょう。
更には、あまりに落ち込んでいた場合は元気づけるために色々してくれるものです。
周囲はこういった配慮をしていかなければならなくなってしまうのです。
職場結婚後における「職場離婚」のマナー
職場結婚の報告と同じように、職場離婚もきちんとした報告が重要です。周囲への影響力を想像し、適切に対処することが必要となってきます。
報告は離婚届の提出後、もしくは決定したら伝える
職場離婚の報告は、出来るだけ早くといっても「離婚に向けた話し合いを始めた」段階では、その話し合いが長引いて離婚するまでに半年から1年くらいかかる場合も少なくありません。
上司との関係性にもよりますが、離婚届の提出後か、もしくは離婚することを決定事項として周囲に伝えられるタイミングで報告するのが一番ベストです。
離婚の原因は具体的には言わない
「離婚することになったという事実」と、「お互いの価値観の相違があった」「育った環境や習慣の違いが…」といった当たり障りのない理由を伝えるのがいいでしょう。
どちらかに原因がある離婚であった場合でも、具体的には言わないようにするのがベストです。
具体的な離婚原因を話してしまうと、些細なことでも噂が広がり、知らない間に話が膨れ上がってしまい、職場に居づらくなったり仕事もしづらくなってしまいます。
また、そういった話は離婚した相手にも伝わり、離婚後もお互いの悪口の言い合いになってしまうことが多いです。
つい愚痴を言いたくなることもあるかもしれませんが、同じ職場である以上、吹っ切れた雰囲気で明るく仕事をこなすことが大切です。
職場結婚による離婚のリスクは自分達だけではなく周囲も相当気遣いが必要になる
職場結婚から職場離婚した場合のリスクと周囲への影響について見ていきました。
離婚する際にはあえて周囲には伝えず、伝える必要のある社長や人事のみ話すというのも一つの手でしょう。
自分達のことで頭一杯になるかもしれませんが、同じ職場の夫婦が離婚するとなったら当然周囲も気遣う必要が出てきます。
「気遣わせてしまった」と感じる部分も出てくるでしょうから、夫婦が同じ職場で離婚するとなった場合は、相当なリスクになると考えておいた方がいいでしょう。
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