面接で困った質問をされた時の答え方や対処法

2017年6月29日2020年3月31日質問

転職の面接に向けておさえておきたい質問4つ

①前職での在職期間がとても短いようですが？

人事が気にしているのは「この人は自社に来てもすぐに辞めてしまうのではないか」ということです。在職期間は今から書き換えることができないので、ちゃんと理由を伝えましょう。その際、あまり前職の悪口になるような表現は多用しない方が良いです。例えば、会社の考え方と合わなかったといったときにも、より具体的に会社はこんな風な経営思想を持っていたが、私は過去の経験からこんな経営思想を持っていた、といったように説明できることが大事です。

②前職と業界が違いますがなぜですか？

転職の目的を確認したい時にされる質問であることが多いです。どのようなキャリアイメージを持っているか、という確認にもつながります。単純に興味があったから、といった理由であれば、あまり考えることができていない、と判断されるかもしれません。どのようなキャリアを気付いていきたいから、前職のどんな経験を活かしたいから、といった理由をはっきりと伝えましょう。

③業界の中でなぜ弊社を選びましたか？

自社の事をどれぐらい、またどのような観点で理解しているか、ということを確認しようとしています。 条件などももちろん会社を選ぶ理由ですが、経営理念や今後の展望など、未来からの逆算で選んだ理由があると、一定期間頑張ってくれるのではないか、と企業も期待しますね。 また、就職活動前にはしっかり自己分析と企業研究を行い、その会社であれば自分の力が活かせることや、ほかの会社ではなくその会社が良いという理由を明示できるようにしておきましょう。

④入社したら何がしたいですか？

面接の段階で、どれぐらい働くイメージが持てているかを確認しています。 どのような仕事がある会社なのかを知っているというのが前提になっているので、自分の経験を活かした回答ができるように準備いておきましょう。この質問においても企業研究は大事になってきます。

⑤何か質問はありますか？

何か疑問点があればちゃんと解消したい、という意図が一番でしょう。無理に高評価につながるために質問をする、というよりは自分がその企業で働く上でクリアにしたいことを確認するようにしましょう。

転職の面接で質問に答えるために対策をしておこう

面接で困った質問をされたとういう人も少なくないでしょう。企業側も、何らかの意図があって質問をしています。困ったなと感じるのではなく、そこを覆すような回答ができるようにしっかり準備しておきましょう。就職活動には自己分析や企業分析は欠かせません。どうしてこの会社じゃないとだめなのか、わたしだったらこのように活躍できる、としっかりリサーチしたうえでアピールしましょう。