面接で希望年収を聞かれたら?質問への答え方【ケース別】
面接で希望年収を聞かれたら最終判断は相手に任せる?
面接で希望年収を聞かれたら「できるだけ多く」が本音かもしれませんが、あまり正直に答えるとかえってマイナスとなる場合もあります。もちろん、逆に謙遜して少なく答えると自信がないのかと思われる場合もあります。
正解があるようでないのが転職面接。一番無難な回答は、前職と比較して同等もしくはそれ以上を希望するのが無難な答え方ですが、あくまでも判断は会社に任せる姿勢を見せることが大切です。
「相手の出方」や「自分の立場」に合わせて交渉を工夫
面接での評価が高まれば、希望年収以上の提示があるかも知れません。新卒で入社したばかりの新入社員なら、転職によって逆に下がってしまう可能性もあります。
評価は後からついてくるもの。入社して実績が認められれば自然とそれ相応の年収となるのです。自分をアピールできるポイントがあればそれを元に交渉も可能ですが、まずは会社からの判断に委ねるのが妥当といえるでしょう。「相手の出方」や「自分の立場」に合わせて、交渉の仕方を工夫してください。
転職面接での希望年収の答え方①:若年層の場合
新卒もしくは入社まもない若年層の場合が、面接で希望年収を聞かれたらどうすればいいのでしょうか?ほとんど仕事に対する実績がありませんので、いくらぐらいがいいのか判断はなかなかできないはず。
希望年収を正直に答えても、それなりに減額される可能性が高いことは覚悟しておく必要があります。実績もないので仕方のないことですが、現在の生活がありますので、あまり極端に少なく答え方も問題です。
第二新卒などの若手は「現状維持」がスマートな答え方
若年層の場合は、具体的に金額を説明するよりも、とりあえず現状維持ができる程度をお願いするぐらいの謙虚な回答がベストです。しかし、やる気はアピールする必要がありますので「入社後に成果を上げて評価していただける存在になりたいと思います」と付け加えるぐらいの気概は必要です。
転職面接での希望年収の答え方②:経験や実績がある場合
面接で希望年収を聞かれたら、どう答えるか迷うところでありますが、それなりの実績や経験がある人であれば、この段階であまり謙虚に答えると、かえってマイナス評価にとなる場合があります。経験があるのに謙虚であると、自信がないのかと面接官を不安にさせてしまう場合がありますので、多少はふっかけるぐらいでもいいのです。
ですので、答え方も「これまで経験した◯◯◯での経験を活かして、御社のご期待以上の活躍ができると考えています。つきましては今回現在年収プラス◯◯万円を希望します」と自信を持って回答しましょう。
希望年収は「平均より20%アップ」で交渉してみよう
ただしここで注意しておきたいのは、プラスの金額については、現在の年収基準を参考にせいぜい20%までが無難であることを理解しておく必要があります。
それ以上は自意識過剰と判断される場合もあるので注意が必要です。希望年収を伝える時は常識の範囲を超えないよう注意し、答え方にも十分気を付けましょう。
答え方に自信がない場合はエージェントに相談
転職面接が不安な場合は、転職エージェントを利用するといいです。転職エージェントは、求人紹介だけでなく、面接対策まで行ってくれます。
特にオススメなのが「リクルートエージェント」です。業界実績No.1のエージェントが在籍しており、想定される質問ごとに面接対策を丁寧に行ってくれますよ。
転職面接で希望年収を聞かれたら、自分の状況を踏まえつつ謙虚な答え方を!
今回は、転職面接で希望年収を聞かれたらどうするか、ケース別の質問への答え方をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
面接で希望年収を聞かれる場面は必ず出てくる避けては通れないものではありますが、金額については現在の状況が影響してきますので、自分の状況を踏まえた上で、謙虚に答えることが必要です。同年代ではいくらぐらいの年収なのかを調べておくことも大切です。
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