手柄を横取りする上司の扱い方
手柄を横取りする上司は本当にいる
手柄を横取りしてしまう上司は、どんな職場でも見受けられます。自分が頑張って出した成果を横取りされるのは辛いものです。このような行為の中には、どのような事例があるのでしょうか。ひとつの例を挙げて、詳しく見ていきましょう。
部下の企画書を自分の名前に書き換える
ある女性が作った企画書を直属の上司が自分の名前に書き換えて上の役員に提出したという話があります。このケースではその女性社員が数年温めていたネタだったため、他の社員も知っていました。そのため上司が手柄の横取りをしたことが公になり、いろいろと問題になったようです。
上司に手柄をプレゼントする意義は?
あえて上司に手柄をプレゼントしていくことで、あなたの株は上がっていきます。もちろん、自分が苦手だったり、嫌っている上司に手柄を献上することは抵抗を覚えるでしょう。しかし、ぐっとこらえてプレゼントします。上司と仲良くやっていくためのコツです。
直属の上司との関係では自分の手柄
手柄を上司にプレゼントすれば、上司と自分の両方の株が上がります。従って、一つ一つを見れば手柄を奪われたことになりますが、その直属の上司との関係においてはきちんと手柄を挙げていることは紛れもない事実です。
あなたの株はますます上昇!
手柄を横取りする上司から見てみましょう。手柄を献上してくれる部下ほどかわいいものはありません。そんな上司に「これも上司のおかげです」や「上司の助言無しにはとても!」などと言えばダメ押しです。こうしてますますあなたの株は上がっていきます。
このように、少しでも上司の株を上げるのです。
手柄を横取りする上司対策は?
黙って彼らの言うことを聞く必要などありません。ここでは、このような状況へどう対処すればよいかをご紹介するとともに、同じことが二度と起らないようにする方法もご紹介します
ワークダイアリーをつける
上司があなたの手柄を横取りすることが常態化しているとしましょう。そういう時はワークダイアリーをつけます。後で誰が本当の立役者が分かるようにするためです。そこにはアイデアや実績そしてミスなどをファクトベースで書いていきます。自分のアイデアや実績には署名しておきます。それがあなたのアイデアであったことの証明になります。
仕事仲間を証人にする
仕事仲間を承認にするために、自分の手柄であることを認知させておきます。そのためにチームミーティングの段階で自分のアイデアとしてしっかりアピールしましょう。手柄を横取りする上司に対抗する際に、このチームでの情報共有は強力な武器になるはずです。上司からすれば長期的に見た時のリスクが高く、戦う相手としては手強すぎます。
部課長クラスを信じる
積極的な対策ではありませんが、部課長クラスを信じるという方法もあります。例えば、手柄を横取りする係長がいても、本当に横取りできたのかはまた別の問題です。つまり部課長クラスがまともなら、係長の性格を見抜いているべきです。それとなく探りを入れて真偽を判断しているかもしれません。そのため実際は部下の手柄だという事実も大方伝わっているという事もあるでしょう。
仲間に周知させるなど司に手柄を横取りさせない
手柄を横取りする上司にはワークライフダイアリーなど「事前」の対策を取りましょう。ただし理想をいえば、上司は同僚たちのようにあなたの競争相手になるべきではありません。また上司には部署全体のイメージアップを図りたかったとか、あなたにはボーナスや昇給、昇進など別のかたちで報酬を与えるつもりだった、などの可能性もあります。気を付けて行動しましょう。
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