始末書の書き方と例文【車両破損編】
原因や結果・理由などを明確に記載する
事故による車両破損の始末書は、自分の過失とそれによる不利益を明確化して伝える文書です。作成する際は、分かりやすく誤解のないように記載しましょう。本ページでは、事故による車両破損の始末書について見ていきます。
受け取り側は「補償・認識・不始末」を気にしている
始末書で、受け取り側が気にしている点は3つあります。
①被害・損失をどのような形で補償してくれるのか。
②自分の非をどれだけ素直に認めているのか。
③今後、同じような不始末を起こす恐れはないだろうか。
この3つを特に重視して、始末書を記載しましょう。
始末書は懲罰の意味合いをもつ
始末書では、事故や破損による不始末を二度と繰り返さない決意をしっかりと書きましょう。始末書は懲罰の意味合いをもちますので、しっかりと謝罪の意を示すことが重要なのです。
そして、素直に自分の不祥事だと認める事も重要です。
車両破損の始末書を書く際に注意すべきポイント
事故による車両破損の始末書を書く際には、抜け漏れのないように気を付けなければいけません。注意すべきポインを知っておくことで、細心の注意を払って、作成・記載をしていきましょう。
始末書では正直な申告が大切
始末書では、事故、過失、ミス、トラブル、紛失、損失の全てを正直に申告し、心からの反省の気持ちを表わさなくてはなりません。「車両破損の始末書」を書く場合は、パソコンやワープロで作成したものではなく、自筆で作成したものを提出しましょう。始末書を書く時は自分で判断せず、会社(上司等)の指示に従ってください。
車両破損による始末書の例文
事故による車両破損の始末書の例文をまとめてみました。例文から書き方を参考にしながら、謝罪の意がきちんと伝わるように意識して作成しましょう。例文をいくつか紹介していきますので、参考にしてください。
始末書の例文
例文
平成28年11月22日
代表取締役●●様
始末書
このたびは社用車の件で大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。 平成◯年◯月◯日午後●時頃、取引先から戻り駐車場に入庫する際、私の不注意で社用車の右前方を電柱にひっかけ、車体の一部を損傷させてしまいました。
修理については、現在総務部を通じて処理をお願いしております。今後はこのような事故を再び起こすことがないよう、日常から安全運転および周辺の安全確認に細心の注意をはらう所存でございます。二度とこのようなことのないよう誓約する証として本書を提出いたします。
誠に申し訳ございませんでした。
営業部 営業●グループ
△△△△
事故による車両破損の始末書は誠意をもって正直に申告しよう
事故による車両破損の始末書は謝罪を伝えるものであるため、誠意を見せて正直に申告する必要があります。提出時は事故の他にも、過失、ミス、トラブル、紛失、損失の全てを正直に記載して、申告してください。誠意が伝わる始末書を作成し、同じ過ちを繰り返さないように注意しておきましょう。
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