社長退任の挨拶状の送り方と例文まとめ
社長退任の際は関係各位に挨拶状を送る必要がある
社長職を退任する際は、社内だけで事が収まるわけではありません。そのため、社外の関係各位に挨拶状を贈るのがマナーです。会社は、社長が変わった後も存続していきます。これからの関係性のためにも、最後まで礼儀を尽くしましょう。
これまでの感謝と後任の紹介は必須事項
社長退任の挨拶状作成には、これまでの感謝と後任の紹介は必須です。まず、導入の挨拶をし、辞任の旨を入れていきましょう。そしてこれまでお世話になった感謝を述べ、後任者の紹介をします。
例文①
謹啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、私こと××××は、○月○日をもちまして、株式会社×××の代表取締役社長の任を退くことになりました。就任以来、●年にわたり格別のご厚情を賜り、深く感謝申し上げます。
なお、後任には 専務取締役 ◯◯◯◯が就任いたしましたので、私同様一層のご支援ご厚誼を賜ります様、何卒お願い申し上げます。
本来であれば参上して、ご挨拶申し上げるべきところ、甚だ略儀ではありますが、書中にて退任のご挨拶を申し上げます 。
謹言(右寄せ)
平成○○年○月
○○ ○○(右寄せ)
例文②
謹啓
○○の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、私こと◯◯◯◯は、このたび代表取締役社長を辞任いたしました。
社長在任中は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございました。
後任には、○○○○が就任いたしました。
私同様よろしくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、書中にてご挨拶申し上げます。
謹言(右寄せ)
平成○○年○月
○○ ○○(右寄せ)
まとめ
社長退任は、会社内だけで終結しないビッグイベントです。社外の関係各位に、社長退任の旨を記した挨拶文を送らなくてはなりません。マナー違反とならないように、書くべきポイントはしっかり押さえておきましょう。感謝の意がきちんと伝わる挨拶状にしてください。
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