メールはNG!忌引き明けに気を付けたい正しい挨拶マナー
忌引き明けにする適切な挨拶方法とは?
忌引き明けで出社したら、まず、上司にお礼の挨拶をしに行きましょう。
会社という場所は、社会人として「きちんとした」対応を期待するものです。忌引きがあるということは、急遽お休みを頂いているはずですよね。その休みも数日から、長ければ1週間程度とる方もいるでしょう。会社に迷惑をかけたことには変わりないので忌引き明けは、まずそれに対するお礼の挨拶を必ずしましょう。
お礼の挨拶は上司に直接伝える
忌引き明けのお礼の挨拶をする際は、上司に直接伝えるのがベターでしょう。
「長らくお休みさせて頂きましたが、滞りなく告別式も終えました。忌引き中は、仕事の上でご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありませんでした。本日より仕事に復帰し頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します。」
このように、忌引き明けの挨拶は要点だけを簡潔に伝えるようにしましょう。
周りの人には菓子折りを用意してお礼をするのがベター
忌引き中には、自分の仕事を代わりに対応してくれた人や、実際に葬儀のお手伝いをしてくれた人もいるはずです。こういった方々に労いの気持ちを伝える方法として、忌引き明けは菓子折りを用意しておいた方がいいでしょう。
お土産ではないので、和菓子などの地味目なお菓子で個別包装してあるものを選ぶといいですよ。
忌引き明けに手紙で挨拶する際の書き方と例
会社の上司には、会葬礼状を渡す方法もあります。これは、本来葬儀が終わったあとに渡すものですが、通夜や告別式の受付時に返礼の品と共に渡すことが多くなっています。
また、葬儀当日に参列することができなかった方や、 弔電・供花などを頂いた人にも必ず渡すお礼の挨拶です。
基本的にメールでお礼を伝えるのはNG!手紙で送ろう
忌引きによるお礼の挨拶は、基本的にメールではなく手紙で送るべきです。お礼の挨拶をメールで伝える場合、メールは略式にあたるため、会社に人間に対しメールで送るのはマナー違反といえるでしょう。会社関係の人にお礼の挨拶を伝える場合は、メールではなく会葬礼状といったお礼状を送るべきなのです。
もし、お礼の挨拶をメールで伝える場合、友人等親しい間から以外の人で、親しい人であってもこういった場合にメールを送って相手が不快に思わない間柄のみに留めておきましょう。基本的にメールでお礼を伝えることはNGだということをおさえておいてくださいね。
会葬礼状・お礼の挨拶の書き方のポイント
以下、会葬礼状を書く際のポイントです。
■お礼の挨拶は、個人の名前、お礼の言葉、略儀であることを示す、差出人名の順番で書く
■文中には、原則として句読点を使用しない
■故人の名前は「亡○○ ○○○○儀」「亡○○ 故○○○○儀」と書く場合があるが、どちらも可
■拝啓・敬具は、両方入れるor両方とも入れないのどちらかに統一する
このような点を守って書けば、失礼にはあたらないでしょう。
手紙でのお礼の挨拶例
拝啓
このたびは 亡祖母 △△△△儀 葬儀に際しまして
ご多忙中にもかかわらずご鄭重なる御厚志を賜り心より厚くお礼申し上げます
おかげさまで葬儀を滞りなく済ませることができました
茲に生前のご厚情に感謝申し上げますとともに
今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
略儀ながら書中を持ちましてお礼申し上げます
敬具
忌引き明けはまず上司に直接お礼の挨拶をするのがマナー!会葬礼状はメールではなく手紙で
忌引き明けの、挨拶方法について紹介しましたがいかがでしたか?やはり直接挨拶をするのが一番良いのですが、時と場合によっては手紙やメールといったツールを使い、早めに丁寧にあいさつを済ませるのが、大切な事だと言えるでしょう。
気をつけておいてほしいのは、こういったツールを使う際は極力メールは使わず、手紙でお礼を伝えるようにしてください。また、忌引き休暇明けで直接挨拶をするときは、お菓子を用意した方がベターです。
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