初めての相手に送るメールの書き出しは?
初めてやりとりする取引先や顧客にビジネスメールを送るとき。どのような書き出しでメールを始めるのが適切なのでしょうか。今回は具体例を3つ挙げて、そのフレーズが相手に与える印象も含めてご紹介します。
①:初めてメールを送らせていただきます
取引相手への初めてのビジネスメールに適切な書き出しとして最初に紹介するのは、「初めてメールを送らせていただきます」です。冒頭の一文を見るだけで、初めてやり取りだと相手にもしっかり伝わるので、とても丁寧な印象になります。
その一方で、「はじめまして」という書き出しはどうでしょうか。こちらはビジネスメールにしてはややカジュアルなので相手に警戒心を与えてしまう場合も。「初めてメールを送らせていただきます」はやや堅めな印象に思われるかもしれませんが、まだ関係性を築けていない相手に送るメールの書き出しとしては適切です。「しっかりした話ができる人物」だという印象を与えられるでしょう。
②:突然のご連絡失礼いたします
「突然のご連絡失礼いたします」または、「突然のメール失礼いたします」といった表現もよく使われるフレーズです。メールの確認は手間になる作業です。自分の時間を奪われることに対して、快く思わない人も多いでしょう。ですから、初めてのビジネスメールの書き出しでは、「失礼いたします」と謝罪の気持ちを伝えるのも1つの手です。
初めてビジネスメールを送る際、書き出しでのちょっとした気遣いが、取引を円滑に進めることはよくある話です。メールでのやり取りでも、第一印象はとても大切です。ですから、上述の書き出しは、初めてのビジネスメールでよく使われる書き出しと言えるでしょう。
③:お世話になっております
初めての相手に対しても、「お世話になっております」という書き出しで、メールをスタートさせることもよくあります。しかし、初めての相手に対していきなり「お世話になっております」というのは、違和感があるという声も少なくありません。
例えば、「会社同士で取引はあるけど、その人に対しては初めてメールを送る』という場合には、「お世話になっております」という書き出しでも問題ありません。そうした場合に、「突然のご連絡失礼いたします」といった書き出しでメールを送ると、相手によっては不自然に感じるかもしれません。送る相手との関係性、状況に応じて、書き出しを使い分けましょう。
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