納会と忘年会の違いとは~納会会場を選ぶコツと心構え~
『納会』と『忘年会』って何がちがうの?
『忘年会』を知らない人はあまりいないと思いますが、『納会』は初めて聞くという方、結構多いですよね。
まずは、簡単にそのふたつの違いを調べてみましょう。
”締めくくり”という意味では同じなのですが、若干ニュアンスが違います。
毎年12月に行う忘年会に比べ、納会は必ずしも12月に行うというわけではありません。
納会とは『打ち上げのようなもの』
納会とは、主にシーズン終了後に開催するもので、締めくくりの会合です。簡単にいうと打ち上げのようなもの。
そのため、各業種や会社によって開催月がそれぞれ違ってきます。株主総会終了後の7月に行うという企業が多いようです。
忘年会は毎年恒例『一年の苦労を忘れる席』
忘年会は、誰もがよく知るところでしょう。
「年を忘れる」という意味を持つ飲み会のことを指し、毎年12月に行われる日本の伝統行事のひとつです。
忘年会シーズンは、飲み会続きの日々を送ることになる場合が多く、幹事を任された者にとっては会場の確保に苦労するのが常です。
納会のポイントは会場選び
会場を選ぶ上で気を付けるのが”場所”です。
これは無難に会社周辺を候補に考えましょう。社員のほとんどが知っているであろうお店だとベストです。
他の企業と日程が被ることを避けるため、”仮予約”をしておくと直前になって戸惑うこともありません。
また、企業によっては、会社の中で納会を行う場合もあります。
この場合、会議室やロビーを使って開催するのが一般的です。時間の調整が自由に利くので、外回りの営業が多い企業にとっては大きなメリットとなります。
納会会場は「忘年会とかぶらせない」
忘年会と納会は、場合によっては開催日が近くなってしまうことがあります。
その場合、いくらおなじみだからといって同じお店(場所)で催すのはナンセンスです。
参加者は、「ついこの間も、このお店で忘年会をやったばかりじゃないか」と、代わり映えのなさを指摘するでしょう。そうならないためにも、納会と忘年会の日程が近い場合は別のお店を選ぶようにしましょう。
納会は「シンプル&コンパクト」に行う
忘年会とは違う趣旨を持つ納会は、「早く家に帰ろう」という場合が多いです。
居酒屋で忘年会をしたのなら、納会はイタリアンバルやカフェバーなどで2時間貸切って催すというスタンスで充分でしょう。できるだけコンパクトに、短時間で切り上げられる程度がちょうどいいです。
会場選びで抑えておきたい【もうひとつのポイント】
納会の会場を予約する時に、もうひとつ抑えておくべきポイントがあります。
それは『二次会があること』を想定しておくことです。
納会を短時間で切り上げた場合、「まだまだ飲み足りない」という人がいるはずです。そのため、二次会を充実させることができるよう、あらかじめ考えておくとスムーズに対応することができます。
納会の最中に「二次会で○○を予約してありますので、お時間の許す方はご参加ください」などのように、アナウンスしておくのもいいでしょう。
なるべく早めに全体へ共有しておくと、各自、納会後の予定が組みやすくなります。
納会と忘年会の違いを把握してお店選びの方法やことの運びかたを理解しておこう!
忘年会が『年忘れ』という意味を持つことに対し、納会は『打ち上げ』の毛色が強い会合を指します。必ずしも年末に行うわけではありませんが、基本的に忘年会より遅い日程で行うことが多いようです。
そのため、納会は忘年会とは違った印象で楽しんでもらえるよう、お店選びから慎重に行ってくださいね。
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