上司に対しては使用禁止!NG「態度・挨拶・返事」3選
上司に対して「やってはいけない」NG態度3選
まずは上司に対してやってはいけないNG態度から見ていきます。上司に対しての態度が酷すぎると、上司から嫌われる可能性もありますし、最悪の場合は解雇の対象になってしまうこともあります。
そのため上司に対しての態度で「何が許されないのか、避けるべきなのか」を知っておくのは重要です。知らずに上司からの評価を下げる前に、きちんとNG態度を知っておきましょう。
NG態度①:上司を馬鹿にする
上司に対してのNG態度1つ目は、「上司に馬鹿にする」態度です。具体的には、上司が仕事を頼んだ時に「自分でやればいいじゃないですか」「この仕事をする必要性が分からない」という反抗的な態度です。
酷い場合では、「あなたに能力はあるんですか?」「年寄りの言う事は聞きたくない」という態度を取る部下もいるようですが、上司に対してはあり得ない態度なので絶対にやめて下さい。
NG態度②:職場の士気を乱す
上司に対してのNG態度2つ目は。「職場の士気を乱す」態度です。基本的に部下は上司の指示に従うのが前提です。もし、上司の指示に疑問を感じる場合は、それを上司に相談するべきです。
いくら上司に疑問を感じたからといって、上司以外の同僚や先輩・後輩に自分の意見を吹聴して職場の士気を乱す行為はよくありません。
また、上司だけでなく、同僚にけんか腰の態度になるのも辞めて下さい。職場の秩序を乱すような言動は士気の低下を生みます。士気が下がれば生産性も下がりますのでよくありません。
NG態度③:見た目にこだわり過ぎる
上司に対してのNG態度3つ目は、「見た目にこだわり過ぎる」態度です。業務中に少しでも時間が空くたびに鏡を見たりするなど、見た目にこだわり過ぎるのも上司にとっては困りもの。
確かに見た目の清潔感はビジネスで大切ですが、あまりにオシャレを意識し過ぎた態度だと、顧客に対して不信感をもたせます。上司が注意しても直さないようだと、流石に評価は落ちるでしょう。
優秀な部下が”やっている”上司に対しての態度3選
続いてここで上司に対してのお手本となる態度3選を見ていきます。優秀な部下ならやっていること間違いなしの態度です。同僚と差をつけるためにも是非心がけておきたい所ですね。
NG態度を絶対にとらないように注意して、今から紹介するOK態度を実践すれば、上司からの評価はうなぎ登りすることでしょう。早速確認してみましょう。
OK態度①:「報連相」を欠かさない
上司に対して取るべきOK態度1つ目は、「報連相を欠かさない」です。上司に対しての報連相は“頻繁に早めに”行う事を意識して下さい。
上司は部下の仕事の状況を常に把握する必要があります。それは部下の責任を取ることが上司の仕事だからです。そのため、報連相を頻繁に行っていれば、上司も早めに気づいて失敗を防げたり、仮にミスをしても迅速に対応したりできるのです。
結果的に報連相を欠かさない部下は上司からの信頼が掴めますし、上司としても安心できるでしょう。上司からの信頼が浅いと不安な人は、報連相を増やしてみると良いかもしれませんね。
OK態度②:コミュニケーションを率先して行う
上司に対して取るべきOK態度2つ目は、「コミュニケーションを率先して行う」です。円滑な業務を行うためには、コミュニケーションをたくさん取ってお互い気心知れているかは重要なことです。
上司にこの役目を一任してしまう部下も多いと思いますが、上司も忙しいです。部下の方から積極的にコミュニケーションを取る姿勢が大事になります。休憩時間に話を振ったり、一緒にランチに誘ったりすると良いでしょう。例え断られたとしても上司も話しやすくなるはずですよ。
OK態度③:信頼を得るために努力する
上司に対して取るべきOK態度3つ目は、「信頼を得る為に努力する」です。上司からの信頼を得ることができれば、「この部下ならこの仕事を任せても安心できる」と、自分がやりたい仕事を任せてもらえる可能性もあります。
その為には、上司など、人から任された仕事を確実にこなすようにしましょう。このように使命感を持って一つひとつの仕事を完了させていく事で、上司からの信頼を着実につんでいくことができます。
意外とやりがち!上司に対してのNG挨拶3選
上司に対してのNG挨拶の中には、意外とやりがちなものも多いです。知らぬ間に使って上司からの評価を暴落させていたら冗談ではありませんよね。
ここはしっかりとNG挨拶を覚えて2度と使う事がないように注意する必要があります。それでは、以下で上司に対して使ってはいけないNG挨拶3選を紹介していきます。
NG挨拶①「いってらっしゃい」
NG挨拶1つ目は、「いってらっしゃい」です。「いってらっしゃい」は家や学校で家族や友達に気軽にかけていた言葉だと思いますが、これをそのまま会社で使うのはNGです。間違って上司に使ってしまうと軽々しく聞こえてしまうので注意して下さい。
敬意を含んだ表現で相手を見送る表現を使うなら、【いってらっしゃいませ】が適切です。この言い方なら失礼に当たることはないので使っても大丈夫です。「ませ」を語尾につけるだけなので簡単ですね。
NG挨拶②「すみません」
NG挨拶2つ目は、「すみません」です。「すみません」はビジネスでも結構使ってしまっている人が多いのではないでしょうか。しかし、「すみません」はオフィシャルな場面では良いイメージを与える言葉ではありません。
ビジネスで「すみません」に値する言葉を使いたいのなら、【恐れ入ります】が適切です。何かをお願いする時は「すみませんが~」ではなく、「恐れ入りますが~」と自然に使えるようになれば、社会人として1ランクUPできますよね。
NG挨拶③「さようなら」
NG挨拶3つ目は、「さようなら」です。「さようなら」は分かれの挨拶としてはよく使いますよね。しかし、これもビジネスシーンで使うのは辞めておくべき表現と言えます。
実は「さようなら」は「左様ならば、失礼つかまつる」の略となっている言葉なのです。そのため、目上の方などにこの言葉を使うと略した言葉を使ったという意味で、失礼に当たってしまうことがあるのです。
ビジネスシーンや目上の方に分かれの挨拶をしたい時は【失礼します】が適切です。こちらの表現なら敬意を含んでいるので失礼に当たる事はありません。
知らないとヤバい!上司に対してのNG返事3選
上司に返事をするタイミングは部下なら数え切れないほどありますよね。しかし、ここにも落とし穴があるのです。たかが返事1つで上司からイメージをダウンさせてしまうなんて恐ろしいですよね。
そこで、今回は絶対に知っておきたい上司に対してのNG返事3選を紹介します。代わりに使うべき正しい表現もお伝えしますので、しっかりと目を通しておきましょう。
NG返事①「ご苦労様」
NG返事1つ目は、「ご苦労様」です。一日の仕事が終わって帰るときに、上司がまだ働いていたら、何か一声かけてから帰るのが常識ですよね。しかし、ここで「ご苦労様」と声をかけるのはNGです。
実は「ご苦労様」は目上の人が目下の人に「苦労をかけた」とねぎらう言葉なので、部下が上司に使っては失礼に当たるのです。絶対に使わないで下さい。
遅くまで頑張っている上司に一声かける時は【お疲れ様です】が適切です。逆に上司に「ご苦労様」と声をかけられた時も、誤って同じ言葉を口走らないように気をつけましょう。
NG返事②「なるほどですね」
NG返事2つ目は、「なるほどですね」です。何気なく使ってしまいがちな表現ではありますが、「なるほど」という表現には、上から下を判断する意味が含まれているので、上司に使えば失礼にあたってしまいます。
もし、上司の説明などに対して、「なるほど」という表現を使いたいなら、【おっしゃる通りです】が適切です。この表現だけではなんだか違和感があるという人は、続けて「勉強になりました」をつけると良いかもしれませんね。
NG返事③「了解」
NG返事3つ目は、「了解」です。上司からの頼みごとの返事などで「了解」を使ってしまう人はかなり多いと思いますが、これもNGです。
実は「了解」という言葉は、決裁権のある者が納得する時に使うものなのです。よって目上の人が目下に使う表現なので、尊敬の意は含まれていません。
上司に対しての返事として使いたい場合は、【かしこまりました】か【承知いたしました】が適切です。「了解」はビジネスシーンの中でも特に使う頻度が高い言葉だと思いますので、さらっと「かしこまりました」が使えるようになっておきましょう。
上司に対しての「態度・挨拶・返事」は必ず正しいものを覚えよう
上司に対してNGとなる「態度・挨拶・返事」3選を紹介してきましたが、いかがでしたか?意外に知らない内につかってしまっていた表現もあったのではないでしょうか。また、疲れている時や焦っている時はNG態度を取ってしまいがちなので気をつけて下さい。
どんな時も上司に対して正しい「態度・挨拶・返事」ができるように注意しましょう。これらの振る舞いが完璧になれば、上司からの信頼も厚くなってくるはずですよ。
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